



管工事業の会社が営業を停止し、自己破産申請を準備していることが六日、分かった。従業員二十八人については五日付で解雇通告した。負債総額は約八億八千万円とみられる。
民間信用調査会社によると、同社は一九四六年、管工事業として個人創業し、五九年に法人化。九三年に本社ビルを新築。福岡営業所を設置するなど積極的に事業を展開。ピーク時の二〇〇一年九月期には売上高十四億一千三百万円を計上した。
しかし、その後は公共工事などの需要低迷で業績が悪化。〇六年九月期の売上高は九億三百万円まで落ち込んでいた。
同社は下請け工事を主体とした営業で、近年は受注単価が下落。(風評被害や)運転資金の固定化や不良債権の散発などもあり、再建を断念したとみられる。
代理人の弁護士事務所によると、早ければ十月中にも長崎地裁に自己破産を申請する予定。
突然の解雇となり、途方に暮れる体験をしましたが、これも自分にとっては貴重な財産です。
これを新たなスタート地点として、今まで昼夜働き奉仕して来た苦労を無駄にしない様に、更に気合を入れて頑張ります!