みなさん、こんにちは
本日は岐阜県大垣市のシンガーソングライター近藤龍麿住職のご紹介です
下記は静岡新聞に掲載されていた記事になります。
「音楽で平和の尊さ伝えたい」 岐阜・大垣のシンガー僧侶
2023.2.23
ギター片手に全国各地でライブ活動し、戦地や被災地への思いを訴え続ける僧侶が岐阜県大垣市にいる。その回数は150を超え、昨夏はオリジナル曲を収録したアルバムを制作。ロシアのウクライナ侵攻が長引く中「大好きな音楽を通して平和の尊さを伝えたい」と話している。
ギターを演奏する近藤龍麿住職=2022年12月、岐阜県大垣市
「シンガー・ソングライター坊主」を名乗るのは広専寺の近藤龍麿住職(71)。学生時代は兄の影響で深夜ラジオから流れるビートルズやジミ・ヘンドリックスにのめり込んだ。大学を卒業し、僧侶となった後も、音楽活動を続けてきた。 2013年に兄を亡くした。生前、63年の人生を「長い旅」と書き残していたことから、余生を考える機会が増えた。「仏の教えを、しっかり伝えられているのだろうか。念仏を唱えているだけなのでは」。仏教の教えや考え方を音楽に乗せて伝えようと、還暦を過ぎてライブ活動に力を入れるようになった。 昨年7月、オリジナルのフォークソングなど11曲を収めたアルバム「ラストトレイン」を僧侶のバンド仲間4人と完成させた。制作中にロシアのウクライナ侵攻が始まった。「権力者を賛美し続けては戦争が繰り返される。声を上げ批判しなければ」と美空ひばりさんの反戦歌「一本の鉛筆」のカバーも入れた。 2011年の東京電力福島第1原発事故を受けて作った曲「故郷」も収録。今も帰還困難区域が残る福島県飯舘村の人たちに思いをはせ「フルサトに託していたものがこんなに大きかったとは今はじめてはじめて知りました」と歌う。 3月からは東京・赤羽を皮切りに神奈川、千葉、石川、広島の寺院などでライブを開く。近藤さんは「戦地や被災地のことを忘れてはいけない。声の限り歌い続けたい」と力を込めた。
住職として活躍しているシンガーソングライターは少ないと思いますが、どんな職業の人でも音楽を通じて平和を伝えるって素敵なことですよね。
今後も住職として活動している記事を見つけたら紹介していこうと思います。
YouTube動画の岡崎浄妙寺チャンネルから住職の歌を聴くことができます。
曲紹介
反原発を歌う近藤龍麿 「若狭の海歌」 @浄土真宗長願寺
本日は岐阜県大垣市のシンガーソングライター近藤龍麿住職のご紹介でした

