歴史の流れ | 三宅秀明オフィシャルブログ「“おかえりなさい”のまちづくり」Powered by Ameba

歴史の流れ

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ここしばらく、相続の手伝いをしているの
ですが、手続き上、様々な戸籍を取る機会が
ありまして。


戸籍を見ていると、「その人が確かに存在
した」ということが強く感じられます。


最近取ったある戸籍では、夫が安政四年、
妻が慶応三年の出生になっていました。


単純に安政や慶応と聞いても元号のひとつで
しかありませんが、その元号生まれとなると
一気に身近な感じがします。


安政四年は、西暦では1857年。


以降の元号は「万延」、「文久」、「元治」、
「慶応」、「明治」、「大正」、「昭和」、
「平成」の並びです。


安政年間は各地で大地震が頻発しており、
安政東海・南海地震も起こっています。


安政以降、明治までは比較的短期間で改元が
なされており、最長でも安政の7年。


寛政が13年、文化が15年、文政が13年、
天保が15年と続いていたことを考えますと、
地震などの災害や様々な世情不安が頻発した
ものと推測されます。


「この人」がそうした激動の時代に生まれ、
生きたというのを実感できたことは、大学で
日本史を学んだ者として感慨深いですね。



なお、この話題とは関係ありませんが、15
日付けで発行された「広報せっつ」に、過日
お知らせしました「平成24年度 監査の
結果」が掲載されております。


こちらのサイトからダウンロードもできます
ので、またご覧いただければありがたいです。
http://www.city.settsu.osaka.jp/0000004090.html