都市問題会議
10月7、8日の両日、神戸市の神戸文化ホールにて
「第72回 全国都市問題会議」が開催されました。
「危機管理」をメインテーマに、様々な有識者の方々
からご講演をいただきまして・・・
10月7日(木)
基調講演
自治体の危機管理 -公助と自助のはざまで-
明治大学政治経済学部教授
危機管理研究センター所長
中邨 章
主報告
市民とつくる「安全と安心なまち 神戸」
兵庫県神戸市長
矢田 立郎
一般報告
都市の危機管理 -2009新型インフルエンザに学ぶ-
京都大学防災研究所
巨大災害研究センター所長
林 春男
一般報告
都市の危機管理 -桜島の防災対策-
鹿児島県鹿児島市長
森 博幸
一般報告
都市の構造変化に対応した危機対応力の向上
財団法人建設業技術者センター
常務理事
上村 章文
10月8日(金)
パネルディスカッション
【テーマ】
都市の危機管理 -協働・参画と総合対策-
【コーディネーター】
関西学院大学総合政策学部教授
室崎 増輝
【パネリスト】
特定非営利活動法人危機管理対策機構
理事・事務局長 細坪 信二
同志社大学社会学部教授 立木 茂雄
滋賀県立大学環境科学部教授 柴田いづみ
宮城県栗原市長 佐藤 勇
愛知県岡崎市長 柴田 紘一
以上が、2日間に行われた項目です。
これまでにも総務委員会や本会議で新型インフル
エンザを始めとする様々な質問をおこなって
きましたし、9月議会でも危機管理について一般
質問をおこないましたので、この研修はとても
楽しみにしていました。
内容は・・・まさに期待以上!
学識経験者の方々からはその専門分野において
最新の情報を交えたお話があり、「災害の凶暴化」や
「リスクの多様化」、
「失敗を想定した防災訓練の必要性」など、今後
活かすべきキーワードが頻出しました。
また首長の方々からは、「阪神・淡路大震災」、
「桜島噴火」、「岩手・宮城内陸地震」、「平成20年
8月末岡崎豪雨」それぞれについて、一線で対応に
あたられたご自身の経験を交えて生の災害現場の
空気感などのご講演があったのですが、大きな
災害で難しい判断を経験されたトップの方からは
どっしりとしたオーラを感じます。
チリのピニェラ大統領やゴルボルネ鉱業相では
ありませんが、トップやリーダーは災害時こそ
その真価・胆力を問われますので、首長ではない
とはいえ、一政治家として私もそうした意識を
絶えず高めておかねば(´・ω・`)