都計審開催 | 三宅秀明オフィシャルブログ「“おかえりなさい”のまちづくり」Powered by Ameba

都計審開催

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本日、都市計画審議会が開催されました。

審議会の構成員は、学識経験者・市議会議員・
関係行政機関の職員・市民代表、以上の領域
から選出された総計14名で、今回はその内
12名が出席。

審議内容は、東一津屋にある生産緑地地区に
ついて、従事者死亡後、市や府も交えて農地の
存続を図ったものの不調に終わり、この度
生産緑地地区を廃止しようとするものです。

担当課からパワーポイントを使った説明が
あった後、委員の方々から後継者の発掘や
農地の存続などについて色々質問があり、
私からは今回の不調の要因を「費用面ですか?」
と直球勝負気味にお伺いしました。

担当からは、市も府も利用目的がなかった
ので、取得には至らなかったという趣旨の答弁。

特に府などなら目的はおのずと出てくるだろう
にとは思いながら、しかし現時点で目的がない
以上は取得が困難であることもわかりますので、
当事者の声をしっかり拾って、(農業)制度や
後継者の問題にあたっていただきたいと要望
しました。

質疑終了後、案件に対する態度確認が行われ、
全会一致をもって本案を是認。

程なくして、会長から、その旨の答申書が市長に
提出されました。

この決定は後日告示され、そのときをもって
摂津市から生産緑地地区がひとつなくなります。

改めて、本審議会の職責の重さを痛感しました。