勉強会@東京(また長文) | 三宅秀明オフィシャルブログ「“おかえりなさい”のまちづくり」Powered by Ameba

勉強会@東京(また長文)

先日の日記で書きましたが、2月16と17日の
2日間、東京で勉強会に参加してきました。


16日(月)


まず、厚労省の雇用均等・児童家庭局保育課にて、
テーマは「保育行政の動向と課題」について。

(写真下部参照)


“おかえりなさい”のまちづくり-hoiku&kaigo

様々な難問が山積していますが、やはり中でも
保育所待機児童の問題が喫緊の課題。


講師を務めていただいた職員さんは出向先で
窓口経験もおありのようで、申請段階での複雑な
やりとりなど、現場の状況をよく踏まえた上での
認識だったと感じます。


また、認定こども園の新たな枠組みづくりや、
安心こども基金(仮称)の創設など、現在進行形の
施策についても色々お話いただきました。


続いては、同じく厚労省の老健局老人保健課へ。
テーマは「平成21年度介護報酬改定と介護従事者の
処遇改善について」など(先の写真・上部参照)


プラス3%の改定ということですが、4月に即と
いうわけではなく、実際に反映されるのは6月分の
給料あたりが目安であろうと思われます。


また、従事者個人においても、今後一層のキャリア
アップを求められてきそうです。


雇用確保のために介護で云々という議論もありますが、
現在介護の現場で働いておられる方々との整合性を
見誤らないようにと、お願いをしておきました。


最後にお邪魔したのは、総務省自治財政局地方債課。
テーマは「地方交付金税法及び特別会計に関する
法律の一部を改正する法律案の概要」や「平成21年度
地方財政計画の概要」など。


“おかえりなさい”のまちづくり-tihousai

地方公営企業等金融機構を改組した地方公共団体金融
機構(仮称)の創設など政府の地方に対する施策を色々
伺いましたが、国税5税(所得税、法人税、酒税、消費税
及びたばこ税)の減額補正が約▲6兆7900億円という
ことに大きな衝撃を受けました。


何しろ、定額給付金が総額約2兆円ですから。。。


4月以降はさらに厳しい現実が突きつけられそうです。



17日(火)


昨日に引き続き、総務省自治財政局へ。

この日は参加者から<財政課長になれる財政の勉強>と
いうテーマが出ておりまして、昨日とは違った資料を
参考に講義をしていただきました。


“おかえりなさい”のまちづくり-kouhuzei

講師を努めていただいた職員さんは地方財政が専門です
ので、「摂津市の三宅と申します。」と私が自己紹介
すると、すぐ「不交付団体ですね。」というお返事があり、
ちょっとテンション↑(^▽^)


わが市は不交付団体のため、地方交付税についてはあまり
意識してこなかったのですが、「生活防衛のための緊急
対策に基づき地方交付税を『1兆円』増額する」ことや
「地方交付税の総額を増額確保」したことについての詳しい
説明、その他地方交付税のメカニズム、制度の内容などに
ついて色々お話をいただき、今やいっぱしの交付税論者に
なった気分です( ̄ー ̄)


以上で私の日程は終了。


参加メンバーの寝屋川市議吉羽美華さんと青森県八戸市議
藤川ゆりさんと一緒に表参道に向かい、ガイドブックで
見つけたオーガニックカフェへ。


“おかえりなさい”のまちづくり-niyasai

“おかえりなさい”のまちづくり-healtycarry

“おかえりなさい”のまちづくり-tennnenntaruto

昼食をとりながらはもちろん、その後もしばらくそれぞれの
議会のことや市の政策のこと、国と地方のことなどについて
3時間少々意見交換しました。


解散後、例によってアキバにも寄ったのですが、PC用品の
下落傾向が止まったっぽいです。


そんなこんなで大阪に帰り、23日の定例会開会を経て、
本日は代表質問に向け会派内での意見交換を行いました。


今回の勉強会でいただいた各資料も活用できそうですので、
めちゃめちゃ緊張してますが、質問の日が楽しみです☆