毎年1月最終日曜日は
「世界ハンセン病の日」
本日付けの聖教新聞に
記載があり知りました
私がハンセン病というキーワードに
反応するのは小学校時代に教育があったからです
私が通う小学校は
ハンセン病の教訓を通して
差別のない世の中を築こうという教育に
力が注がれていました
ハンセン病が不治の病とされていた時代に
被害者の方たちが収容されていた
長島愛生園にも実際に訪れる授業がありました
その時の影響があり
今でも「ハンセン病」と聞くと
あの時に勉強したことだ!と思い出します
小さい時の教育って大事ですね…!
話は戻りまして…
ハンセン病という病は
世界規模でみると
今なお差別や偏見の対象になっていると
書かれていました
この事を通して感じるのは
病そのものよりも「人の心」の怖さです
無理解・無関心が故に
こうした差別は起こってしまいます
昨今のコロナ禍に照らし合わせてみても
当初感染した人たちの中に
居場所を特定され偏見の対象となり
元の場所に住めなくなったというケースが
あると報じられていました
この件も見えないウイルスに対して
「人の心」が恐怖に蝕まれ
差別するという感情に至った例だと思います
一方で
「人の心」により
人を救うこともできます
相手を思いやる真心から発せられる
行動や言動は
それを受けた人を励まし
救うことができると思います
まずは
相手を理解しようと関心を持つこと
この一歩から
差別や偏見を作り出していた「人の心」が
人を救うことのできる心に変化していく
と思います
根本はすべて人の心だということを
改めて認識できる新聞記事に
出会うことができました