皆さんこんにちは!
世界を豊かにする奇跡の伝承者の津田です。
うちの母が週に1回定期購読しているものがあって
日本講演新聞というのがあります。
母は読書家なので、それを読んでその中に書いてある
著者の本を読んだり、紹介してある本を読んだりしています。
その日本講演新聞の中で母から紹介された文があるので
ブログに記したいと思います。
それは
「毎日が幸せだと、毎日は幸せですか?」
という話です。
大正時代から昭和初期にかけて活躍した文豪菊池寛さんの作品に
『極楽』という小説があります。
舞台は江戸時代。
登場人物は女将の「おかん」と10年前に亡くなっている夫の宗兵衛。
仏の教えで良いことをすると死後は極楽浄土へ
悪いことをすると地獄へ落ちるという教えをおかんは忠実に守っていました。
おかんは脳卒中で亡くなりましたが、
おかんはその来るべき死を待ち望んでいました。
理由は極楽浄土で夫の宗兵衛と再会出来ると信じていたからです。
結果、おかんの望み通り宗兵衛と極楽浄土で再会を果たします。

その時のおかんは宗兵衛を見つけるや否や嬉しさで涙が止めどなく流れます。
宗兵衛があの世に行ってから商売の話や孫の話、大変だった話を何日も話されます。
やがて話が尽きると極楽の風物を楽しんだが、それも長くは続かなかった。
見ている景色がどれも美しい景色ばかりだからだ。
ある日、おかんは宗兵衛に
「いつまでここに座っているんですか?」と聞いた、すると
「いつまでもじゃ。」と宗兵衛は答える。
5年ほど経過したある日、おかんはまた夫に聞きます。
「いつまでここに座っているのですか?別のところに行けるのでは無いですか?」と。
「いつまでもじゃ。極楽よりいいところが他にはあるか。」と返します。
50年ほどの時が流れても夫婦は同じ会話を繰り返すのであった。
幸せな人の1番の不幸は「不幸がない」ことではなかろうか?で紹介されています。
さとうみつろうさんの本に
「毎日が幸せだったら、毎日は幸せと言えるだろうか?」の中に
「幸せしか身の回りに無いのに、それを『幸せ』と思えるであろうか?
不幸なことがあって、それを比較することで初めて『幸せ』の位置が決まるんじゃないだろうか?」と
例えば、学生時代に失恋して撃沈している私に今現在の私が電話することになって
「今から1年後に結婚する人と出会うから、ナイス別れ、ナイス不幸だよ!」という感じです。
・・・・合ってますか!?
私たちは幸せだけを喜び、感謝しているけど
自分たちに大事なことを教え、成長させてくれている「悩み」「失敗」「病気」には
感謝しませんよね。私もですが。
そういうちょっとした不幸があって、あるからこそ幸せを感じれるのだと思います。
もし、今苦労されている方や物事がうまくいかない方、失敗している方は
幸せを手にする手前まできているのかもしれませんね。
おしまい。
志 強い日本人の心と身体、精神を取り戻し世界を豊かにする。

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