前回は
「継続的に利益を上げ続けるためには
経営理念・経営戦略が必要である」
「経営理念・経営戦略が必要な理由は
行動をブレさせないためである」
とお伝えしました。
そこで今回は
『経営理念の重要性を具体例』
をもとに考えてまいります。
今回も手前味噌で恐縮ですが、
明治大学ラグビー部のスローガンは
『前へ!!』
です。
・ボールを持ったら前へ行け
・スクラムは押せ
・ルールは守れ、姑息な事はするな
これが明治ラグビーの真髄だと
思っています。
それに対して、宿敵早稲田は
「勝つために綿密に戦術を練り上げる」
スタイル。
すなわち、
『卑怯だとが姑息だとか言われようが、
勝つためにはなんだってやるんだ。』
というのが早稲田のラグビーです。
早明戦というのは実はこのような
『信念VS信念』
戦いだったりします。
だから絶対に負けられない、
絶対に負けたくないのです。
早稲田ラグビーの父で
さらに日本ラグビーの父である
大西鉄之助先生は
「時に信念は理論を超える事がある。
だから明治には理論がないとか言って
バカにしているとやられるんだ」
「明治の『前へ』の信念は決してなめてはいけないんだ」
とおっしゃっていたとの事。
永遠のライバルである早稲田の重鎮の
『前への信念に対する揺るぎない評価』
が信念の重要性を物語ていると
私は思います。
もっとも、『前へ』という信念も、時代と共に
微調整が必要であるとも思います。
明治は2018年に優勝するまでの
約20年間、低迷期が続きました。
その原因については様々なものが
あるとは思いますが、私は
『前時代的は「前へ」を盲信した』
事が最大の要因であると
認識しています。
思うに、『前へ』とは言わば
『生きる姿勢、戦う姿勢』
であるのにもかかわらず、
単にプレーで「前へ行くことだけ」
だと誤解していたのではないか。
もっと言えば「前に行きさえすればいい」
と何も考えずに前に向かって
走っていったのが低迷期の明治でした。
現代のラグビーのディフェンスシステムは
高度にオーガナイズされています。
そのシステムに対してやみくもに
「前へ」走っていっても、それは
つかまってしまうわけです。
つまり、低迷期の明治は
『まったく考えてラグビーをしていなかった』。
と言えるのではないでしょうか。
・なぜ『前へ』行くべきなのか
・『前へ』行くためには何をすべきか
なんて全く考えもせえずに単に
前へ走って行ってもそりゃダメですよね。
その点を理解しきれなかったからこそ
明治は20年低迷した。
逆に言えば、『前への本質』を理解した
からこそ復活したのです。
すなわち、『前へ』とは
・正々堂々戦う姿勢
・「前に」向かってくる勢い
・『前へ』を体現する日々の鍛錬
です。
この点を選手に浸透させた
田中監督の手腕には脱帽としか
言いようがありません。
今年はコロナの影響で色々と
難しい局面もあるかと思いますが、
ぜひとも今年は早稲田に
リベンジを果たして頂きたいと思っております!!
以上が明治ラグビーをもとにした
信念の重要性の具体例です。
このように揺るぎない信念には
”とてつもない力”がよぎりますが、
その一方で
『常に時代に適応するような
メンテナンス』
も必要であります。
では会社においてこういった
信念・企業理念を作り上げ、
さらにメンテナンスしていくには
等したらいいのか。
この点は次回じっくりと
お伝えしてまいります。
今回も最後までお読み頂き
本当にありがとうございました!!