麻原死刑執行特別企画第二弾「悲劇!演歌歌手だった麻原の姉」 | 村井秀夫刺殺事件の真相を追って

村井秀夫刺殺事件の真相を追って

村井秀夫は何故殺されたのか?徐裕行とは何者なのか?
オウム真理教や在日闇社会の謎を追跡します。
当時のマスコミ・警察・司法の問題点も検証していきます。
(2018年7月6日、麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚らの死刑執行。特別企画実施中。)

 

麻原は大の歌好きで有名である。

尊師マーチ、閻魔の数え歌など、オウムを知っている人なら誰でも聞き覚えがあるだとう。

 

1994年11月、ある女性が演歌歌手としてデビューを果たした。

 

松本家長女M・K氏は20歳で結婚した後、上京し、主婦業の傍ゴルフショップの事業を手がけていた。

 

1993年頃から歌を習い始めた彼女はアマチュアコンテストで最優秀歌唱賞を受賞し、

「能登の宿」「未練花」の二曲をCDで発表。

ディナーショーの出演もするなど順風満帆と思った矢先であった。

 

「弟がサリン事件の犯人!?」

マスコミの取材に困惑したM・K氏。強制捜査が入った後も弟、松本智津夫を信じ続けようとはしたものの、続報が出るにつれ彼女は絶望に包まれていく。

 

「強制捜査が入ってもしばらくは『絶対やっていない』と思っていましたが…。今は自分で命を立って責任をとるくらいのことをしていれば、まだ尊敬できたかもしれないと思っています。」「最高責任者として速やかに、本当の話をしてほしい。弟は責任をとる立場にあるんです。」

 

姉の願いは虚しく、智津夫は最期まで事件の真相を語ることはなかった。

 

M・Kの演歌歌手の夢とその後の人生は弟の手で台無しとなってしまったのである。

 

 

おまけ・1995年当時の麻原の実家(現存せず)

熊本県八千代市

 

実家玄関