新年明けましておめでとうございます。

旧年中は、公私にわたり皆様には大変お世話になりました。

旧年は、2年前と同様、私にとっては師走の総選挙で大変辛い結果となってしまいました。皆様にご心配をおかけしたことをお詫びするとともに、皆様のご支援に感謝いたします。

◎夢探す 還暦迎え 若返り (秀坊)

今後のことは、総選挙中に「政治生命を賭けて戦う」と申し上げていたことを踏まえて考えて参りますが、いずれにしても「政治は大事」ですから、少なくとも「政権担当能力のあるもう一つの政治勢力」の形成に向けて何らかの貢献をしていきたいと思います。

当面、本年4月の統一地方選で私が県連代表を務める民主党から公認・推薦を得て出馬する候補者の全員当選に向けて頑張ること、旧年の総選挙で中断したままになっている執筆中の著書「政治はエキサイティング」(仮題)を完成させることを目指していきたいと思います。

現代の若者が直面している課題に取り組むことも「夢探し」の一つに考えられます。現代の若者は、個人としても、就職・雇用、結婚・出産・子育て等の課題を抱えていますが、それらの課題は、日本という国の将来を考えた時にも社会の大事な課題です。私の長男(31歳)は現在「嫁探し」中、次男(29歳)は「職探し」が何とか実って本年4月に就職。このような私の経験も活かせることができるかもしれません。

◎値が上がる 新年迎え 音を上げる (秀坊)

最近の報道で、新年早々、多くの食料品、日用品などの「値が上がる」ことになると報じられていました。需要が増えることによって値上がりするのではなく、円安による輸入品の円価格上昇による値上がりです。これは、望ましい経済成長に繋がる「インフレ」ではありません。アベノミクスの「異次元の金融緩和」(1本目の矢)、「機動的な財政運営」(2本目の矢)は、いわばカンフル剤を打っているようなもので長続きするものではありません。カンフル剤を打っている間に「体力の向上」、「体質の改善」をしなければならないのに、その兆しが見られないのです。いずれ国民は「音を上げる」ことになり、安倍首相がいくら、「この道しかない」と言ってみても、「疑うな アベノミクスは 正しいぞ(秀坊)」と笛を吹いてみても、近いうちにアベノミクスの正体が見えてくることになりそうです。

◎若者が 目を輝かす 日本たれ (秀坊)

私のこれまでの勉強や経験を若い人に引き継ぐためにも、「政治はエキサイティング」(仮題)を完成させたいと思います。そこには、「もう一つの政治勢力」が提起すべき政策課題が多く含まれることになるでしょう。そのような政策課題の実現によって、何者かに操られ、何かに従属する若者ではなく、自ら考え、自ら行動する気概を持った若者を生み出す日本にしたいと思います。私自身も、自らの色々な可能性を求めて、多方面にわたって前向きに活動していきたいと思っています。皆様の引き続きのご指導ご鞭撻のほどお願いいたします。

末筆ではありますが、皆様方のご健勝とご多幸を心からご祈念申し上げます。

平成27年 元旦

〒740―0028 山口県岩国市楠町2―11―41    

平岡秀夫(元法務大臣)