(鹿児島第2区を歩く)

 本日(11日)までの3日間、鹿児島市の南部を歩き回りました。徳洲会グループの選挙違反事件によって徳田毅・衆議院議員が辞職をしたことに伴い衆院鹿児島第2区の補欠選挙(15日に告示、27日に投票)が行われることに備えて、打越明司(うちこし あかし)氏の政治活動を支援するためです。

(鹿児島第2区補選の注目度)

 今回の統一国政補欠選挙では、この鹿児島第2区の衆院補欠選挙が全国で唯一行われるものであり、しかも、自民党が従来から批判されている「政治とカネ」の問題に厳しい視線が注がれ、かつ、消費税率引き上げ後最初の国政選挙であるということで、本来注目されるべき選挙であると思います。

(補欠選挙の宿命)

しかし、全国で唯一の統一国政補欠選挙を戦った経験のある私に言わせれば、やはり、補欠選挙は、盛り上がりに欠け、投票率も上がらない可能性が高いということです。その原因は、明らかに、マスコミ報道の不足です。補欠選挙は、関係地域の地方放送や地方記事欄で限定的に報道されるだけだからです。

(鹿児島2区補選を占う)

ところで、肝心の補欠選挙の行方ですが、大手新聞社の本日(11日)の報道では「与党は、自民党公認の前県会議長を公明が推薦し、必勝の態勢で臨む」との記事が掲載されていました。しかし、私が鹿児島市内の一部を歩き回った感触は全く違っています。

今回は、3日間にわたって、打越あかし氏の後援会への入会勧誘を行いました。合計1100軒強の個人宅を訪問し、うち770軒弱がお留守でしたが、350軒強の方々とお会いでき、後援会への入会を勧める中である程度のお話をすることができました。

お会いできた人達のほとんどは、補欠選挙があることは知っておられましたし、「自分は、自民党支持者である」とか、「私は、他の人を応援している」とか、反応が悪かった方々は、350軒強のうち僅か6%弱でしかありませんでした。

 このような状況を考えますと、今回補欠選挙については、「政治とカネ」の問題について全国の人々が高い関心を持っていることがマスコミ報道でシッカリと有権者の方々に伝えられれば、打越あかし氏の当選も十分に可能性があると感じた次第です。

(了)