今夕は、昨日の岡山県新見市での高井たかし候補(無所属)の個人演説会に引続いて、同県総社市のアントピア岡山総社での個人演説会に応援弁士として参加しました。


 本日は、昨日の個人演説会に出席していなかった応援弁士の難波奨二・参議院議員の応援演説で印象に残った発言をご紹介したいと思います。


①「安倍総理が、『先の通常国会で大事な法案が野党の抵抗で成立せず、安倍政権が行いたかったことができなかった。』と言っているが、先の通常国会では、政府が提出した法案の74%は成立した。野党は決して抵抗だけしていたのではなく、積極的に協力もしていた。


 他方で、民主党政権時代、政府が提出した法案は40%台しか成立しなかった。正に、自公は、法案の審議に抵抗ばかりしていたのだ。」


 私が政府内で内閣府副大臣、総務副大臣、法務大臣を務めていた時の経験から言わせてもらえれば、安倍総理は、自分達(自公)のことは棚に上げて、現在の野党を批判しているとしか言いようがないと思います。


②「今回のアベノミクスは、バブル経済を引き起こすリスクが高いが、前回の1986年12月から91年2月までのバブル経済と違っている点がある。それは、前回の時は「ワーキングプア」や「ニート」という言葉がなかったように格差があまりない状況下でのバブルであったが、今回は、格差があるなかでのバブルになるということだ。」


 つまり、株価の上昇も、株式を保有している資産家を増々富ませることになるが、他方で、株式を保有していない庶民は、株価の上昇による恩恵を受けられないというだけでなく、物価高の被害をこうむることになる。それだけ一般庶民にとってはアベノミクスに注意を要するということか。