本日(6月7日)の夕方、仙台国際ホテルで、前・国会議員の今野東さんの「お別れの会」が開催されます。私も、参加することとしていますが、事前にメッセージを送ることにしました。そのメッセージは、次の通りです。日本の政治・社会において、本当に惜しい方を失ったと思います。ご冥福をご祈念します。


『今野さんに初めてお会いしたのは、2000年に、衆議院議員選挙(総選挙)の民主党公認候補者として東京に集まった時でした。同年6月に初当選した直後に再会し、その後、民主党議員有志で「リベラルの会」を設置するに当たって何度となく相談をする中で今野さんと親しくなり、今野さんからは、「平岡さんは、初当選して会ったときには、元官僚の鼻持ちならない奴と思っていたけど、意外と庶民的じゃないの。」とのご評価を戴きました。



今野さんは、平和憲法の下での東アジアの平和と安定を追求すると共に、難民救済問題、中国の遺棄化学兵器処理問題、死刑廃止問題など人権問題に熱心に取り組んでこられました。いろんな場面で、私は今野さんに教えられ、励まされてきましたが、特に、私が民主党代表選挙に出馬するよう、私を激励し、応援をしてくれたことを思い出します。今野さんが生前中に代表選挙への出馬が実現しなかったことを残念に思います。



今野さんが危険な病状で入院しているになっていると聞いたのは、私が、参議院山口選挙区補欠選挙に出馬しているときでした。お見舞いに行きたくても、選挙戦から離れることができなくてお見舞いにも行けず、会うこともできなかったことは、残念でしょうがありません。最後にお会いしたのは今年の2月でしたが、その時は、すこぶるお元気だったのに・・・。



今野さんは、今の日本の社会・政治状況を本当に心配していると思います。右傾化し、格差が拡大する日本社会、社会的弱者が行き場がなくて追い込まれていく日本社会。こんな日本社会を政治が何とか変えていくために頑張らなければなりません。今野さんが、「がんばんべー」と言って、私たちを励ましてくれているような気がします。

今野さん!安らかにお眠りください。今野さんの分まで、私たちが頑張ってまいります。』