本日、民主党の海江田代表と山口市内で、参議院山口選挙区補欠選挙の出馬について記者会見を行いました。4月28日投票の参議院議員補欠選挙(山口県選挙区)は、今回、全国でたった一か所の国政補欠選挙であり、現政権にとって負けることの許されない大事な選挙となっています。


   そんな状況の中で、私は、無所属(民主党推薦)で出馬することを発表したのです。多くの方々が、難しい政治状況の中での私の出馬に反対をされましたが、私の思いは、以下の通りです。ご覧頂いて、皆さまのご理解とご支援を戴けますようようお願いします。


1、私の覚悟

現在の日本の政治は、右翼化・新自由主義化する世襲政治家集団としての自民党が1強の状況であり、それに対抗すべき政治勢力が必要です。

今回の私の出馬は、これから日本政治において、「穏健保守から中道・リベラルまで」の庶民的政治勢力を一つに結集していくことを目指す魁(さきがけ)となろうとするものです。

また、多くの国民や政治勢力が目指してきた「脱原発」に向けての活動を再開させるための戦いでもあります。

2、今回選挙の持つ意義

4月28日投票の参議院議員補欠選挙(山口県選挙区)は、今回、全国でたった一か所の国政補欠選挙であり、現政権にとって負けることの許されない大事な選挙となっています。なぜなら、現在も高い支持率を有している安倍首相にとっては、自らのお膝元の選挙であり、首相となって初めての国政選挙であることから、この選挙に負けることは「想定外」だからです。

他方、国民や山口県民にとっても、今回の補欠選挙は、有権者としての存在感を示すべき大事な選挙です。安倍政権は、現在、「今夏の参議院選挙までは安全運転」と言って経済政策に注力していますが、参議院議員選挙後には「危険運転」に移行することをほのめかしていることを有権者は見逃してはならないし、国民を欺こうとするそのような政治姿勢を有権者は許してはなりません。

また、右翼化・新自由主義化する自民党は、参議院議員選挙後に衆院・参院で与党過半数を実現すると、第1次安倍政権が見せた「強硬姿勢」「横暴」を再現する虞があります。そんな政治状況になることを阻止する切っ掛けを、何としても今回の補欠選挙で作る必要があります。

3、健全な野党の必要性と私の役割

「健全な野党」の必要性は、他の議会制民主主義の先進国を見れば明らかですし、「健全な野党」が存在しない国の問題点も皆さんご存知だと思います。自民党を中心とする政権は、これから少なくとも3年半は続くでしょう。その間、野党は、右翼化・新自由主義化する自民党中心の政権の政策をシッカリとチェックする能力が求められます。

このような「健全な野党」としての活動をするためには、これまで政策中心に国会での審議に積極的に参加してきた私の役割は大きいと考えます。

特に、国政レベルの問題について、同じ郷里・山口県出身の安倍首相、林農水相としっかりと政策論議をし、国民のための政治を行って参ります。具体的な政策論議としては、次のようなものが挙げられます。

景気と雇用:経済界中心にアベノミクスを現時点で評価しているとしても、働く人、庶民の生活を守る視点に立った議論は必要

原発:自民党政権下では「原発維持」となるにしても、脱原発の可能性・有利性を追求する議論、安全性をシッカリとチェックする議論、再生可能エネルギーを確保する議論は必要

TPP:政府がその責任において交渉参加するにしても、農村・山村(国土)を守る、庶民の生活・健康を守る、中小企業の経営を守る等の議論は必要

安全保障:日米同盟を重視するとしても、アジアの一員として北東アジアの緊張関係を緩和させ、安定化させるための議論は必要

4、出馬に至った経緯

私は、昨年の総選挙で敗北した後、「おそらく3年半後にあるであろう総選挙に向けて再起をかけたい。捲土重来を期したい。」とこれまで申し上げてきました。

しかし、上述の通り、今回の参議院選挙山口補欠選挙の重要性を考えた時、野党第1党である民主党において候補者を見い出すことができず、党本部を含め各方面から私の出馬を要請されたという状況の下では、私としても、これらの要請に応えると共に、新たな庶民的政治集団を結集する魁(さきがけ)となることによって、日本の政治をより良いものとするための一助になりたいと考えます。

5、選択肢となり得る候補者の必要性

現在、候補者として名前が挙がっているのは、自民党公認候補、共産党公認候補、幸福実現党公認候補の3名ですが、公明党の推薦を得た自民党公認候補者が独走状態にあり、政策論争に至らない状況です。

右翼化・新自由主義化する自民党に対抗しうる政治勢力としての「穏健保守から中道・リベラルまで」の政治勢力から、県内有権者の選択肢となり得る候補者が出馬し、国や国民の将来に関わる政策について選挙を通じて論争する必要があります。

(了)