本日、民主党復活会議は、来る民主党代表選挙において復活会議が推薦する候補者を決定する候補者選定大会を開催し、山田正彦・衆議院議員(元農水大臣)を推薦候補とすることを決定しました。

 推薦候補を決めるこの大会は、いわゆる「予備選挙」ですが、今月3日に立候補の届け出を受け付け、山田議員の他、桜井充・参議院議員(党政調会長代理)も立候補届をしていました。しかしながら、今日になって、桜井議員は、「二人しかいない候補者が予備選挙で争って、どうなるのだろうか。他の方々も含めて全体を検討したい。」として、立候補を取り下げました。

 投票による決定ができなかったことは残念ですが、復活会議設立総会で合意していた予備選挙実施要領に基づいて、「立候補者が一人の場合」として、首藤信彦・予備選実行委員長による報告と選定大会の了承によって、山田議員が推薦候補者となることが決定しました。これまで密室や内々の協議によって決まっていた候補者が、オープンな場で決まったことは、新しい政治の切っ掛けとなるのではないかと期待しています。

 実は、私は、5人いる山田議員の推薦人の一人であり、本日の選定大会でも、山田議員の応援演説を行いました。以下に、その応援演説の概要を掲載しますので、ご覧になってください。山田議員が、苦難な課題を抱えたこの時期における「日本のリーダー」に如何に相応しいか、分かっていただけるのではないかと思います。


1、チャレンジングな人生経験

山田先生とは、超党派で結成された「島嶼議員連盟」で10年位前からお付き合いをしているご縁で、本日は応援演説をすることになりました。

山田先生の経歴を見ますと、とてもチャレンジングな人生、そして、七転び八起きの人生です。学生時代、ヤクルト松園オーナーの書生から、地下鉄工事、皿洗い、ボイラーマンをしながら苦学して、27歳で司法試験に合格。五島列島で牧場を設立。牧場経営をしながら、長崎市内で弁護士活動開始。併せて、牧場直営の食肉販売店を営業。その後、有機農業を目指して長崎市内で「土と文化の会」を設立しました。

そして、37歳から衆議院議員選挙に挑戦し続け、3回連続して落選。落選中に、佐賀県武雄市で「花とリスのメルヘン村」を開設。1993年、51歳で衆議院議員に初当選しました(参考までに、野中広務氏は58歳で初当選)。政治家としては、農林水産分野、厚生労働分野を中心に意欲的に活動し、2010年、68歳で農水大臣として初入閣しました(参考までに、野中広務氏は69歳で自治大臣として初入閣)。



政治家としても大変な勉強家であることは、TPP(環太平洋パートナーシップ協定)の党内議論でも立証されていますが、忙しい政治家活動の中で、著作も豊富で、次のような著書があります。

日本漁業・大転換の時代(1996年5月)

熱血弁護士の会社立て直し奮戦記・人生到る処に青山あり(1998年9月)

輸入食品に日本は潰される(2003年10月)

アメリカに潰される!日本の食(2005年11月)

中国に「食」で潰される日本の行く末(2008年4月)

小説・日米食糧戦争(2009年2月)

口蹄疫レクイエム(2011年5月)

「農政」大転換(2011年6月)

2、国のリーダーとしての資質

民主党代表を選ぶ際に重要なのは、国のリーダーとなる資質がどの程度あるかですが、山田先生には、次の通り、その資質が十分にあると思います。

先ず、第一に、強い正義感と使命感を持っていることです。ネクスト厚生大臣時代、「カネミ油症対策を進める議連」会長として、カネミ油症患者救済に取り組んで来ました。昨日、カネミ油症患者救済法が成立しましたが、最高裁の判例で国の責任が認められなかったのに、国による救済を実現したものです。また、有機農業へも熱心に取り組んで来ました。有機農業は、食の安全と環境保全のために最も有効な手段であり、山田先生は、超党派の160名の議員が集まる「有機農業推進議員連盟」の会長として取り組んできています。

第二に、的確な判断力を持っていることです。2010年4月に宮崎県で口蹄疫が発生した時、迅速・果敢な判断と実行力を持って、口蹄疫を鎮圧しました。山田先生の手によって、口蹄疫が宮崎県内で収まり、全国的問題に拡大しないで済んだと思います。この時の様子は、前述の山田先生の著書「口蹄疫エクイレム」に詳しく記載されています。

第三に、粘り強い交渉力を持っていることです。島嶼振興議員連盟は、島のガソリン税減免、消費税減免について取組んできましたが、山田先生は、その会長として、財政当局との粘り強い交渉を行い、ガソリン税の減免について、島でのガソリン購入について補助金を出す形で、実質的に実現をしました。この件については、私もお手伝いしています。

第四に、リーダーとして何よりも大切な資質だと思いますが、温かい心と包容力を持っていることです。辺地である五島列島で生まれ育って培われた島を愛する心が、多くの恵まれない人たち、苦しむ人たち、一生懸命生きている人たちへの思いとつながり、全ての人に優しく接することのできる温かい心を持ち、多くの人に慕われています。

3、呼びかけ

これまでの民主党政権のトップは、社会人の大半を政治家として生きてきた人たちです。ここらで一度、色々な人生を経験し苦労した人である山田先生に、庶民の見方である民主党らしい政治をやらせて欲しいと願います。皆様の御協力をお願いします。』