明日の金曜日から日曜日までの3日間、日中「交流協議機構」が訪中します。日本側の「交流協議機構」の会長は、輿石東・民主党幹事長で、今回の代表団の団長を務めます。私は、日中「交流協議機構」の事務総長として、代表団のメンバーとなっていますが、日中「交流協議機構」のメンバーとして訪中するのは、今回が初めてです。
日中「交流協議機構」は、2006年7月、当時野党であった民主党の小沢一郎代表(当時)と胡錦濤・国家主席との会談において設置が決まったものです。政治家同士が定期的、継続的に忌憚のない協議・交流を行う場を設けることが有用であるとの共通認識に立っての設置でした。
2007年1月に日中「交流協議機構」の第1回の会議が開催されてから、今回で4回目の会議の開催となりますが、前回の第3回は2009年11月でしたので久しぶりの開催となりました。また、今回は、日中国交正常化40周年という記念すべき年に開催されることから、40周年記念諸行事のキックオフの行事であるという意味合いもあります。
明日は、北京到着後、これからの中国の最高リーダーとなることが確実視されている習近平・国家副主席と面会することとなっています。明後日は、日中「交流協議機構」の第4回会議が予定されており、日本側の輿石代表と中国側の王家瑞代表(中国共産党中央対外連絡部長)が、それぞれ「日中「交流協議機構」の国交正常化40周年の回顧と展望」の演説をして会議が始まることとなっています。
その後、3つのテーマ、すなわち①日中間での政策に関する意思疎通・経済交流の強化・政治的信頼の増進、②日中両国の発展戦略の一致点についての討議・日中間の実務協力の拡大、③日中間の新たな文化&人的交流の方法・国民感情の改善、についての基調報告と自由討論が丸一日かけて行われることになっています。
そのうち、上記③のテーマについては、私が基調報告をすることとなっています。中国側の具体的関心事項がいま一つ私にははっきり分からないのでちょっと困っていますが、私としては、①大震災からの復興における日中間の協力、②アジア太平洋地域の活力を取り入れた両国の発展、③日中間で今後期待される発展戦略分野、④東シナ海における実務協力などについて報告しようと考えています。
日中「交流協議機構」の今回の訪中が、日中間の諸懸案事項を少しでも改善し、より良い日中関係を築き上げていくことに貢献すること、そして、その中で私自身も少しでもお役に立てることを願っています。