私が昨年6月に政府入りした時に、政府の一員としての活動を紹介することを中心
としたことから、「今日の一言」を控えていましたが、やはり、「政治家」平岡秀夫
の活動や意見をしっかりとお伝えすることが大事だと思い直して、今日から、「今日
の一言」を再開することとしました。これからは、総務副大臣としての活動報告と一
緒に皆様にご報告しますので、宜しくお願いします。


 さて、先月11日、東日本大震災の勃発と併せて、福島第一原発の事故が発生しま

した。地震と津波による被害がほぼ落着き、これからは復旧・復興を目指そうとする
中で、原発事故はこれからどのように推移するか予断を許さない状況にあることが懸
念されています。


 そんな中、福島第一原発の冷却放水に従事した東京消防庁を始めとする各地の緊急
消防援助隊の方々10人くらいが、本日、総務大臣に活動報告をするために総務省に
やって来られました。私も、その活動報告を総務大臣と一緒に聞かせてもらいました
が、災害の発生を阻止しようとする消防職員の使命感を感じ、感無量でした。


 総務大臣も、緊急消防援助隊の方々に、「皆さんの活動に敬意を表するとともに感
謝申し上げたい」と伝えておられましたが、私からも、次のようにお話しさせてもら
いました。「私の父親も、30有余年にわたって消防職員として勤務すると共に、広

島に原爆が投下された時には陸軍に所属し広島にいて被爆者救済のために被曝しまし
た。その父親は、現在病気で入院中ですが、皆さんの活躍をテレビで見て感動してい
ました。皆さんを誇りに思うと共に感謝いたします。」


 まだまだ続く原発事故を克服する戦いですが、消防組織だけでなく、警察組織、自
衛隊などが懸命の活動をしてきたことに敬意を表すると共に、その活動が成果を上げ
て事態が一日も早く収拾されることを期待したいと思います。


平岡 秀夫