20日(土)に、北沢俊美・防衛大臣が岩国市にやって来ます。来岩の中心的目的は、米軍再編の一環として行われることとなっている「厚木基地から岩国基地への空母艦載機の移駐」問題について、新政権発足後初めて、防衛大臣として、岩国市長・市議会議長や地元住民の皆さんに説明し、地元の意見を聴くためです。実は、防衛大臣がこのような目的で来岩するのは、5年前に前政権の下で米軍再編問題が起こって以来初めてのことでもあります。

 この防衛大臣の来岩に合わせて、「『米軍再編と岩国』を考える会」(藤谷光信・参議院議員と私が共同代表です。)が主催して、「『米軍再編と岩国』を考えるフォーラム」をシンフォニア岩国で20日夕方に開催することとしました。このフォーラムには、防衛大臣も出席してもらって、空母艦載機移駐問題とそれに関連する緒問題について、地元住民の皆さんに直接説明をしてもらった上で、直接、質問・要望・意見を聞いてもらうこととしています。

 そもそも、このフォーラムは、昨年の総選挙において、
民主党マニフェストで「米軍再編と在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」と約束し、また、私が「空母艦載機の移駐問題について再検証する」とお約束したことに基づいて行うものだと、私は考えています。

 私の「再検証」の約束に基づいて、私は、昨年9月の鳩山政権発足時に、「空母艦載機の移駐問題に関する
要確認事項」を政府に提出しました。この要確認事項については、昨年12月24日に不満足な内容ながら一応回答をもらっており、政府部内や政府・地方自治体間での「見直しの方向で臨む」に基づく検討はあったと思いますが、地元住民の皆さんとの関係では何ら具体的行動は行われていないと思っています。

 その意味では、私は、20日の
フォーラムが、地元住民の皆さんとの関係では、民主党マニフェストや私が総選挙前にお約束したことを実行する政府の行動の出発点となることを期待しています。そして、この
フォーラムでは、藤谷参議院議員と私は、微力だとは思いますが、政府(防衛省)と地元住民の皆さんとの意見交換の「橋渡し役」、或いは「仲介役」となるつもりです。

 このフォーラムでは、
私は、
司会進行役を務める予定となっていますが、できる限り、防衛省と地元住民の皆さんとの充実した意見交換が行われるよう努めて行きたいと考えています。そこで、この機会に、私が考えているフォーラムの進行を、以下の通り、予め皆さんにお伝えしておきますので、参考にしていただいて、実のあるフォーラムにすることに特段のご協力をお願いしたいと思います。

(フォーラムの進行予定)


 ①先ず、藤谷共同代表から開会のご挨拶を行った後、北沢防衛大臣から10分程度の挨拶・説明、防衛省・井上地方協力局長から20分程度の説明、その後、フォーラムへの参加者の皆さんとの間で40分程度の質疑応答・意見交換を行います。

 ②参加者の皆さんとの質疑応答・意見交換に関しては、始めは、「空母艦載機の移駐問題」にこれまで深く係りをもって来られた3人の方々(予め指名させていただくつもりです。)に3
分以内でご発言を戴き、防衛大臣(又は防衛省)から回答を戴きます。

 ③その後、発言を希望して挙手をされた方々の中から私が発言者を指名させて戴きますが、できる限り多くの方々に発言の機会を持って戴けるようにするため、発言者の方々は、お1人につき、1項目かつ1
分以内でご発言して戴きます(新たな発言希望者がいなくなった場合は、再度の発言も可能です。)

(フォーラムの開催案内と問合せ先)

 会合の名称「米軍再編と岩国」を考えるフォーラム
 日   時 2月20日(土)

午後6時開場・6時15分開会(約1時間半)
 場   所 シンフォニア岩国の多目的ホール(約500人)

・大会議室(TVでの中継・約200人)
 主 催 者「米軍再編と岩国」を考える会

(連絡先:0827-28-3008)