傷寒論は1800年以上の歴史がありますが
いまだに中国を中心に多くの学者に研究されています。
今後もまだまだ新たな論文が発表されてくるでしょう。
話が変わり文学の話になりますが、「夏目漱石」の著述に
関して、最近テレビでも書店でも集中的に取り扱われています。
私が漱石の作品を読んだのは大学の時が中心で以後は
再度読み返すこともありませんでした。
当時の私には難解でした。
当時、誰が言ったかは忘れてしまいましたが、無人島に何か
一つだけ持っていけるとしたら何を持っていくかとの質問に
「漱石の本」と答えた作家がいたように覚えています。
NHKで放映された「漱石が見つめた近代 没後100年
姜 尚中が行く」では
魯迅が日本留学中に深い影響を受けたといっていました。
朝鮮でも中国で現在も漱石を専門に研究している学者を
姜 尚中が訪ね、いろいろ意見を聞いています。
右は数日前に購入したものです。
左のものは40年前です。このように漱石は時代が経ても
常に研究され議論されています。
漢方でいうと「傷寒論」のような気がするといったのは
今後もいろいろな人が読み、多くの意見が出てくる。
と思ったからです。