帯状疱疹の相談の方も時々こられます。
当代中医皮膚科臨床家从书 (刘复兴)
(中国医薬科技術出版社)
上の書籍に詳しく書かれているので
現在よんでいる最中です。
問題がいくつかあります。
①:薬剤の使用量が日本の3~5倍
②:日本で許可されていない薬物が多く
使用されている。
③:相談者の承諾があれば、生薬問屋で
手に入るものは使用できます。
(お客様の承諾はお店の信頼度が必要)
④:高価になってしまう。
中国では一般的に使用されているのに
日本で使用しにくい状況が中医学に関して
日本は遅れていくばかりです。
いくつかご紹介しようと思っています。
ご自分の薬局で使用出来る範囲で工夫して
いくしかないです。
急性期は火毒炽盛 湿热内蕴が中心と
捉えています。
最初の症例では前額、頭部の肝経なので
竜胆瀉肝湯の加減方。(清利肝胆湿熱)
川芎ー牛膝の薬対で活血通絡升降気血し、
活絡舒筋、蜈蚣(ごしょう)ムカデで
解毒通絡止痛です。
日本で蜈蚣(ごしょう)は使用しにくいですから
他に何か考えなければならないです。
今回はこの1症例です。
ほかにもいろいろの症例がでています。