子供に本を読んでほしかったら、大人が先ず読んでみる
子供に勉強をしてほしかったら、大人が先ず勉強してみる。

この二つは私の揺るぎない教育原則です。

しかし、塾の先生なら兎も角、一般家庭のお父さんお母さんは、仕事や家事に忙しいのに…
と思われるでしょう。

私の両親も、私が子供の頃から、読書や勉強らしきものをしている姿を見たことは一度もありませんでした。

「仕事、家事、育児で手が回らない」

その通りですね。親の一番の役目は
・勉強する環境を整えてあげる
・外から帰ってきて、疲れた時に、リラックスできる雰囲気を作ってあげる

であり、

この二つで子供への家庭での保護者の取り組みは、受験勉強に関する限り、十分だと思います。そしてこれだけでも大変なことだというのもわかります。

そういう意味では、親はこれ以上何もしなくていい。

ここからは、それでも時間その他に余裕があり、という方のみご覧ください。

読書は兎も角として、大人がする勉強?

どのようなものをイメージされるでしょうか。

中学内容であれば、英語、数学、国語、理科、社会あたりから、でしょうか。ー子供の勉強に直結するから。

となると、英語がオススメかな、と思います。

1番の理由は、資格が、子供から大人が目指せるものまで、多彩に揃っているし、仕事、スクール、趣味、海外旅行、…など将来像が見え易い。

そうはいうものの、英語にはこだわりません。

何より大切なのは、家庭で子供に勉強をする姿を見せられること。

ついでにコミュニケーションもとれたらいいですね。
「どの参考書がオススメ?」などなど。

もちろん、教育熱心なご家庭や、高い学力をもとからお持ちの親御さんはこの限りではありません。

何かを学ぶ姿勢が大切なので。

ちなみに、私は授業の空き時間には、ほぼ100%勉強しています。
教室に入ったところに自分の机があり、そこでするときもあれば、生徒用の机で(これ見よがしに(笑))カリカリ勉強するときもあります。

その代わり、生徒さんに「勉強しなさい」とは一言も言いません。

以前も書いたように、「背中で教える」ですから。笑。

さあ、効果があるのでしょうか?

それは私からは言えません。笑。

ただ、授業の空き時間にスマホをいじっている先生にだけはなりたくないので。

では。