本来なら、自分がどれだけ努力したか、という事などを公開するのは控えた方がいいと考えています。


自慢しても、また自慢するつもりでなくても、人に不快な思いをさせるのがオチです。


しかしながら、私の担当する生徒さんの中には、単語力が(つまり英語力が)、「筆舌には尽くし難い」(笑)子がいて、また「効率よく覚えることができる」『システム英単語』や『速読英熟語』や『出る順パス単』を持て余しているのをよく見るので、どうしたらいいかな、と思案した上で、自分がしてきた事を少しみてもらえば、何か感じてくれるかもしれないと思い、私の単語帳を載せる事にしました。


ブログの読者の皆様には、世の中には、こんな「能率の悪い」単語学習法があるのか、とご笑覧いただければ幸いです。


では早速私の単語帳ノートです。



1)まず洋書や『TIME 』や英会話教室や入試問題などでわからない単語が出てきたら、リングのついたノートに

a、スペル、b、発音記号、c、品詞、d、意味(全て書く必要はない)e、(必要だと思った時は)例文

を書いていく。


上の写真の1番上の「animal farm 」はジョージオーウェルの本『Animal Farm 』からわからない単語を「英英辞典」や「英和辞典」で調べましたというしるしです。


最初は一冊のノートに全て書き込んでいたのですが、次第に、


・『TIME 』に出てきた単語用ノート

・入試問題で出てきた単語用ノート

・洋書で出てきた単語用ノート

・英会話教室で出てきた単語用ノート

・CNN BBCで出てきた単語用ノート…


と分冊していきました。


そしてここからが大切ですが、単語を覚える時間(朝、夜、電車の中でなど)、単語を覚える期間(毎月1日〜10日とか、奇数月、春、夏など)を決めて、ノートに書き出した単語を一つずつ覚えているかチェックしていく。


そして、一つのページ全て覚えたら、そのページを破って捨てる。


そして、しばらくすれば、普通の人は忘れてしまいます。


そして一度覚えたはずの単語に再び出くわしても、思い出せないかもしれません。


その時はまた、同じ単語の同じ意味をノートに書きます。


それを繰り返して、繰り返して、書きながら覚えていくのです。


リングノートを使っているのは、裏表一枚覚えたら、破って捨てるため。チェックは覚えた印。


自分の勉強に関して言えば、こうしろ、と誰に頼まれたわけでもない、これが直接お金に結びつくわけでもない、ただ好きだから地味に続けてきただけです。


「効率」?


でも『シス単』や『速熟』ってそんなに効率がいいのでしょうか?


prevent とobstruct とdisturb の違いはわかるでしょうか?


速熟にはas for =as toと書いてありますが、明らかに違いますよね。


「与える」というとき、印象を与えるのはhave で、ダメージを与えるのはdo で、ではprovide 、give 、offer 、present 、feed 、grant 、accord 、yield の使い分けは?





コメント、感想歓迎します。生徒さんですが、おかげさまで、私のコマも埋まりつつあります。高校生ならあと1人2人空いています。中学生なら2、3人可能でしょうか。