検察、警察官諸君、証拠捏造は立派な犯罪です。

それでは

犯人が検察、警察の時、誰が裁くのか!

犯人が袴田氏でないとすると真犯人の捜査は誰がするのか?

現在の検察、警察にその資格もない!

 

日本国司法の最も悪辣な法習慣に人質司法がある。

法の蛮行に値する。

弁護士はこれを人質司法と呼ぶ。

私もその片鱗を経験している。

わが国はこの法習慣により、民主主義はない、

警察のこの権力が全ての警察悪を生む、

 

犯人と見立てた人物の強制収監である。

自白するまで自由を奪う、あるいは本人の社会的崩壊まで自由を奪う。

その意味で

日産自動車の前CEOゴーン氏の海外逃の選択は正しい。

アメリカ前大統領、トランプ氏も日本であれば早い時期に逮捕勾留されている。

そして警察発表を鵜のみにした、マスコミ記事のオンパレードで

世の中における、その人の社会的生涯が幕を閉じる。

 

ここに一冊の本がある。

表題【裁かれるのは我なり】

副題 袴田事件主任裁判官39年目の真実

 

袴田氏に対して

無罪の心証で固まっていた主任裁判官、熊本道典氏

は三人の合議制で決定される判決で、他の二人を説得に失敗し、

心ならずも有罪判決文を書いてしまう。

 

他の二人は有罪心証であった。

有罪の扉は【警察、検察が証拠を捏造するわけがない】であった。

と云う事は、実際に見える現場は証拠捏造の風景であった、

この事は、今まで携わって来た二審裁判以降の裁判官たちも

同じ扉を開いてしまったのだ。

 

その事による袴田氏と自分への苦悩と、後悔とで

生涯を苦しみ抜いた経緯が全編を通じて語りつくされている。

 

警察内部では、決定的な証拠作りのために、

この案を提案した人、実行を指示した人、現場作業した人がいます。

計画に参加した人は多くいます。

勿論、この参加者の多くは、真意は不明のまま、仕事として参加していたと思われます。

一握りの数人が全てを理解していたと思われます。

 

長い年月が経過しています。

もし、この人達が現在も実在しているのであれば実態を明らかにするべきです。

人質司法、改革の強力な扉になります。

 

そして・・・これは人間の証明に他ならない。

袴田事件の捜査権は君たち以外にありません。

            和合秀典

追記

【BOX  袴田事件  命とは】

と題して映画も封切られている。

BOXは闘いである。

平成22年5月に銀座シネマに始まり、

全国ロードショーされている。