6月1日(土)、富田新道を使って雲取山に登ってきた。
本当は5月30日に行くつもりだったが、いつものように二日酔いで断念。
電車の中で東日原行きのバス時間を確認すると7:06ではなく7:31。今日は休日ダイヤだった。長丁場なのに30分近くもスタートが遅れてしまって焦る。

鴨沢行きのバスは満員で出発。
東日原行きのバスも次の7:17の電車が着くと、どっとバスの列に並び、ほぼ満席。
大半が川乗橋で下車し、東日原まで行ったのは5人ほど。当然ながら鍾乳洞方向に向かって歩くハイカーは自分以外誰もいない。

 

東日原バス停


遅れを取り戻すために速足で歩く。八丁橋までは車が入るが、その先にゲートがあって、ゲートの右側をくぐって通過。

 

延々と林道を歩く

 

通行禁止の登山コースが表示されている。

 

ゲートの右端をくぐって抜ける

 

さらに林道を進み。出発から1時間40分かかって登山道への分岐にたどり着く。ここまでの距離は8Kmほど(YAMAP)

 

登山道分岐 左の坂を下りる


ここからつづら折れの急下降となる。

 

右下は沢

 

特に吊橋手前では、渓流側が切れ落ちていてとても危険。踏み外したら滑落ではなく、いきなり沢に真っ逆さまだ。一日を通して危険を感じたのはここだけ。その割に吊橋はしっかりしている。

 

吊橋を振り返る

 

ブナ坂に向かう唐松谷林道(通行禁止)分岐


吊橋を渡ると、いよいよ急登が始まる。サワラノ平(1708m)までの高度差約800mを一気に登る。踏み跡が薄いとことも多く、下ばかり向いて歩いていると時々、道を外してしまうこともある。ピンクテープはかなり丁寧につけられているので、時々顔をあげて見回せば見つけられる。

 

<<この間、きつくて写真を撮る余裕なし>>


吊橋を渡ってからサワラノ平まで1時間半ほどかかった。

 

石尾根手前のきれいな樹林帯の尾根道

 

ここからは緩やかなアップダウンのだだっ広い尾根道が続き、石尾根に取りつくところで最後の登りとなる。小雲取山到着。12:17。

 

小雲取山 ここに出てくる(通行止めと書かれているが、富田新道は通行可)


鴨沢のバスは16:25の後は2時間以上待たなければいけないので、14:00までに分岐に着かなければ、雲取山頂上には行かないで、ここから下山しようと思っていたが余裕で間に合った。

雲取山山頂に行ってみたが、富士山も見えず、人も多くて、早々に退散。

 

以前、奥多摩小屋のあったところに五十人平キャンプ場を建設していた。雲ノ平山荘のキャンプ場が混雑しているらしいので、ここができると良いかもしれない。自分もそろそろキャンプを始めないと!!

 

建設中の五十人平キャンプ場

 

ダンシングツリー健在

 

順調に下り、堂所をすぎた辺りから、登山道がぐちゃぐちゃになっていた。前日雨だったからか、オーバーユースなのか、ここもそのうち木道になってしまうかもしれないと、寂しくなった。

思いのほか早く下山出来て、予定していたより1本早い16:08のバスに乗ることができた。

 

富田新道。長い単調な林道歩きには飽き飽きさせられた。せめて八丁橋辺りまでバスで行けたらいいのだけれど。


【コースタイム】
東日原バス停(7:58)-(8:37)八丁橋-(9:38)登山口-(10:11)ブナ坂分岐(10:18)-(12:17)小雲取山-(12:35)雲取山(12:44)-(13:35)ブナ坂(13:40)-(14:28)堂所-(15:21)小袖登山口-(15:47)鴨沢バス停