愛知の実家に夏みかんの収穫に行った帰りに、桑名に一泊して2月11日に鈴鹿セブンマウンテンの四座目藤原岳に登ってきました。

 

実家で採れた夏みかん


ホテルを出ると車のフロントガラスに雨粒が。嫌な予感。
登山口に近づくにつれて雨が降り始めました。でも太陽は出ている。

朝の光が雨に屈折して、藤原岳を背景に大きな虹が出ていました。

 

藤原岳をバックに大きな虹


登山口には7時10分に到着。三連休の中日なので大貝戸駐車場は8割がた埋まっていました。
YAMAPを見てたら、7時半には登山口の駐車場が満車だったという書き込みを読んで、ホテルのバイキングを食べないで出発して正解でした。

 

大貝戸登山口駐車場 7時30分ごろで8割がた埋まっていた

 

小雨の中を7時30分にスタートしました。
すぐに神武神社があり、その脇から登り始めます。

 

神武神社と登山口


標高400mあたりから雪に変わりました。

 

四合目 まだ雪は少ない

 

四合目あたりから地面のところどころろに雪が見られ、七合目からは登山道に雪が積もっていました。

 

七合目 登山道に雪がかぶっている

 

八合目では一面の雪で、ここで軽アイゼンを装着しました。

 

八合目 完全に雪に覆われる


ここから急登が始まり、良いタイミングでアイゼンを装着できました。

 

八合目からけっこう急登


急登をしばらく登ると視界が開け、藤原岳や伊勢湾などが望めます。

 

伊勢湾が光っている


ほどなく藤原山荘に到着。左に折れて、少し下ってから藤原岳への最後の登りとなります。

 

藤原山荘

 

山頂に向かって一直線


新雪の中を先行者の踏み跡に足を置いて直登し、9時40分に山頂に到着。

 


山頂にはけっこう人がいました。雲が多くて遠望はあまり良くなかったのですが、風もなく、太陽が出るとポカポカするぐらいの陽気で、雪山らしくないのですが、寒くてガタガタ震えるよりは全然ありがたい。

下山途中で、ヒップそりを楽しんでいるのが見えて、ヒップそりのことを知ってたら道具をそろえて持ってきたのにと、残念で溜まりません。

 

ヒップそりゲレンデ?

 

藤原山荘近くの霧氷


藤原山荘で天狗岩に行くかちょっと迷いましたが、天気も良さそうだし時間もあるので行ってみることにしました。踏み跡がたくさんついていたのでその跡を進んで行くと、突然踏み跡がなくなってしまいました。YAMAPで確認しながらコースに戻ったのですが、辺り一面真っ白で、どこが登山道か全然分かりません。

 

どこを歩いたらいいか分からない


けっこう不安だったのですが、YAMAPの案内と登山道がありそうな地形を頼りに前に進みました。

なんとか天狗岩に到着。ここが藤原岳の最高地点で1171m。

 

天狗岩 藤原岳の最高地点 1171m


しばらくするとソロのハイカーが到着し「トレースありがとうございました。」とお礼を言われる。
帰りに自分の残したトレースを歩くと、確かにその有無で全然違うことを実感した。

 

トレースがあると全然歩きやすい

 


山荘まで戻ると、ずいぶん人が増えている。
座る場所もないので、休憩せず下山開始、

11時をすぎているのに、続々と登ってくる。かなりの人がヒップそりをリュックにぶら下げている。

8合目すぎて少し下ると雪が少なくなってきたのでアイゼンを外す。そこから先はドロドロの道で、良いタイミングでアイゼンを外すことができた。

駐車場には12時半少し前に到着。
休憩所の建物の脇に靴の洗い場があって、ドロドロになった靴を洗うことができた。これは本当にありがたい。

【コースタイム】
大貝戸登山口駐車場(7:30)-(9:23)藤原山荘-(9:40)藤原岳山頂(10:02)-(10:45)天狗岩(10:56)-(11:17)藤原山荘-(12:26)登山口駐車場