2024年の二回目の山行は毛無山と十二ヶ岳。
リスキーとの情報で二の足を踏んでいたが、勇気を振り絞って行ってきた。
富士山マラソンで坂を登ってトンネルを抜けたおよそ23キロ地点に登山者用駐車場がある。
土曜日なのにまだ半分ぐらい空いている。
隣の車はエンジンをかけたまま女性が運転席で待機している。
登山靴に履き替えて出発準備が整った頃、車を降りて来て準備を始めたので挨拶をする。
十二ヶ岳文化洞トンネル駐車場
7:00スタート。駐車場から登山道への道を間違えてウロウロする。
墓所の中をショートカットしてなんとか登山道に合流。さらにその先の分岐で道を間違え再びウロウロ。
長浜登山口からの登山道との合流地点付近からの毛無山
富士五湖は寒いというイメージが刷り込まれていて、かなり厚着をしてきた。バラクラバまでかぶってきたが、日が差してくるとさすがに暑い。
毛無山には約1時間半で登頂。山頂にかかっている雲が強い風でたなびいている。
ここから核心部のギザギザ尾根。
高低差20~30mの尾根を上り下りしながら10ほどのピークを越えていく。
抜けている一、七、十ヶ岳は見過ごしてしまった。
特に十一ヶ岳からの下り、揺れる吊り橋、十二ヶ岳への100m超の登り返しが最難関。
岩や木の根のしっかりした手がかり足掛かりがあるし、クサリもロープもしっかりしているので、三点支持さえ守れば安全とは思うが、やはり怖かった。ヘルメットもあったほうが良かったかもしれない。
十一ヶ岳からの下り
揺れる吊り橋
吊り橋を渡ると十二ヶ岳への登り
最後に十二ヶ岳
富士山と西湖 十二ヶ岳から
十二ヶ岳手前の下山道分岐で休んでいると、朝駐車場で挨拶して女性が追い付いてきた。さらにもう一人、ロウカットシューズで登ってきたハイカーに挨拶。
十二ヶ岳からは最初の20分ほど急な下り坂が続くが、後は緩やかになる。ピンクテープも嫌というほどついていて間違えようがない。ただ下山の場合、文化洞トンネルへの分岐がちょっと分かりづらいかもしれない。
分岐地点 下りだと分かりづらい
分岐を左に進み、文化洞トンネル駐車場への近道の途中でまたしても道を間違えて、堰堤で行き止まりになってしまった。引き返して納得。間違えた山道の方が踏み跡が明瞭なのだ。よく見ればピンクテープが先の山道についているが、足元だけを気にして歩いていると見落としてしまう。後の人のことを考えて落ちている木の枝でブロックの意思表示をしておく。
右に行かないよう枝でブロック
帰りは、河口湖インター近くの玉喜亭で吉田うどんを食べる。正統派の硬い腰のあるそして馬肉の入ったものではなかったので、ちょっと残念。でも、美味しかった。
天ぷら肉うどん@玉喜亭
【コースタイム】
駐車場(7:00)-(8:28)毛無山(8:41)-(10:01)十二ヶ岳(10:10)-(11:35)駐車場