7月27日、28日と唐松岳・五竜岳に行ってきました。
牛首の鎖場という難所通過のためにヘルメットも昨年準備しました。天気と山小屋の予約そして休み(毎日サンデーになって)が重なり、やっと行くことができました。

 

白馬村ローソン前から

 

数日前に娘夫婦から退職祝いとしてもらったGarmin Fenix 7 Proを使うのも楽しみ。

 

GARMIN Fenix 7 Pro

バックは八方ゴンドラ


前日、白馬村に宿泊。ホントは夜行バスでも良かったのですが、例の牛首の鎖場を頭がスッキリした状態で通過したかったのでホテル泊としました。

朝一の八方ゴンドラと2本のリフトを使って標高770mから1860mの八方池山荘に。ハイカーにあるまじき行為とそしられるかもしれないが、登山道がない(地図にはなかった)のはいたしかたない。

リフトは低いところを上がっていくので、高山植物に足が触れるのは良い気持ちだった。

 

ゴンドラの山上駅手前に牛が


八方池山荘から八方池までは50分ほど。八方池は高山植物の宝庫。
種類が多すぎて、写真を撮り切れない。

 

八方池


しばらく行くと小柄な高齢のハイカーが前を行く。ついていくのがやっとの速さで坂を登って行く。その後五竜山荘まで抜きつ抜かれつのほぼ同じペースで歩く。

 

登山道は高山植物でいっぱい。

これはミヤマキンポウンゲか?


唐松山荘でサブザックに替えて山頂を目指す。
山頂から北の白馬岳方面は雲が出ているが、それ以外は素晴らしい眺望。

 

五竜岳 唐松岳より

 

白馬方向 手前は不帰キレット


ここにも中高年女性ハイカーの一団が山頂の標柱を独占。やめてくれ、団体登山!

唐松山荘に戻り、いよいよ牛首の鎖場。YouTubeを見ると相当怖い。

 

 

 

用心のためにハーネスなど一式持ってきたが、周りを見ると、ヘルメットはかぶっているが、ハーネスをしている人は皆無。
恥ずかしいのでザックに戻す。

歩き出してすぐに本日の核心部「牛首の鎖場」。

 


三点支持を確実にしながら進む。が、なんといこともなく通過。ヘルメットをしていない人も半分ぐらい。ロウカットの登山靴で歩いている人さえいる。

あまりのイージーさに拍子抜けする。

 

ここから鎖場が始まる

 

ヘルメットをしていない人も半分ぐらい


最後にちょっとした岩場を登って、その後は普通の山道。

 

この岩場を登れば、難所は終わり


五竜山荘には14時ちょっと前に到着。
宿泊代15,000円は高いなあ。
コロナのおかげで、詰め込まなくなったのはありがたいが。
指定された寝室は7つ布団がひいてあって、この日は5人。
そこに貼ってあった貼り紙を見ると定員は22人。コロナ前は3倍以上を詰め込んでたわけだ。

夕食はカレー。お代わりまでしたので、部屋に帰ったら心臓がバクバク。アルコールとカレーで血液が全部胃に取られて、両足が痙攣しまくり。600円のポカリスエットを買ってがぶ飲みし、芍薬甘草湯でなんとか収まる。

長くなるので続く。


この日であった花

チングルマ チシマギキョウ

シャクナゲ ウサギギク

 

【コースタイム】

八方池山荘(8:47)-(8:39)八方池-(10:55)唐松岳山頂(11:05)-(11:20)唐松山荘(11:47)-(13:47)五竜山荘