5月28日、骨シンチの次はMRI検査。


以前に職場の脳ドック検査でMRIは経験したことがあるが、なんとも言えない機械的な音に加え、閉鎖空間が正直苦手である。


今回も受付で手続きを済ませ、検査着に着替えて待っていると、何やら検査に当たっての説明書なるものを渡され、読んでみた。


やはり、閉所が苦手な方はお声掛けくださいといったことが書いてある。別に苦手な訳では無いが、得意な訳でも無い。早く終わるに越したことはない。


いざ検査が始まり、放射線検査技師の方から「20分から30分くらいですので、じっとしていてください。もし途中で気分が悪くなったら、このボタンを押してください」と言われた。ありがたい事前説明ではあるが、正直言って余計に緊張してしまった。


頭ではあまり考えないようにしたが、なかなか我慢も限界だった。これで終わりかと思っても、「あと少しです」と言われ、辛かった。


この先、前立腺癌の治療をしていく中で、このMRIを何回やらなければならないのか、そんな不安が頭をよぎる。


頭の中で色々と考えながら、検査は終わった。


あとは残すところ、1泊2日での前立腺針生検のみとなった。