5月9日、ようやく外来診察の日。この日は消化器外科。


救急搬送後、かなりの不安があったが、ロキソニン、カロナールの組み合わせでなんとか痛みのコントロールができ、この日を迎えることができた。 

少し大袈裟かもしれないが、1週間前の痛みや違和感はとても我慢できないものだったのでえーん


クリニックにはちょくちょく通院していたが、このくらいの規模の中核病院は何十年ぶりに来た。

最初の手続きがどんなものかも分かっておらず、また待ち時間も長いだろうと思ったので、診察予約時間の2時間前には着いた。


病院到着後、再診の受付機から受付票を取り、消化器外科のある外来受付に行き、受付を済ませた。後は、診察の順番を待つだけかと思いきや、ドクターからのオーダーが入っているということで、血液検査や尿検査、心電図検査をするように言われた。


今日はたまたま時間に余裕を持って来院したので、良かったが、診察予約時間ギリギリに来ていたら、随分と時間がかかってしまうものだなと感じた。


本当はこれからお世話になるであろう病院がどんなものであるかプラプラしようかと思っていたのだが、それどころではなくなってしまった。


1時間ほどで検査が終わり、診察の順番を待つことに。この時点で既に診察予約時間の30分前だった。


モニターに自分の予約番号が表示され、診察室に入った。入るなり、先生の方から挨拶していただき、ディスプレイモニターを見ながら、検査結果の説明を受けた。


救急搬送時のCT検査ではリンパ節の腫れが認められたが、読影の所見としてはあまり大した程度ではないとのことだった。先生からは、「読影結果としてはそうなんですけど、気になるところもあるので、今、血液検査の結果を待っているところです。さっき検査室に確認したら、後1時間くらいはかかるということなので、もう少しお待ちいただけますか?」と。この日は仕事の予定も特になかったので、待つことにした。


この時点で昼を過ぎていたので、ちょうどランチをしながら時間を潰した。


1時間くらいしてから、再び診察室に。先生からは、「PSAの値が90を超えているんです。基準は4以下なんですが、前立腺癌の可能性がありますね」と。


救急のドクターから言われた「血液の悪い何か」。これしか頭になかったので、全く予想していなかった「前立腺癌」と言われて、言葉が出なかった。


こうなると、診療科は消化器外科ではなく、泌尿器科になるらしく、電子カルテ上で泌尿器科のカウセリング予約を入れてもらい、この日は終わった。


診察終了後に前立腺癌について調べ始めたのだがガーン