1月14日、息子の一周忌。

私、娘(姉)、旦那の3人だけで

菩提寺で、お経を読んで頂き、

泣かないようにと思っていたが、

涙が流れて仕方がなかった。


命日とは言っても、見つかったのは

15日だったので、あくまでも

検死結果の死亡推定。


息子が出て行った時間、死亡推定時間。

時計を見て、一年前のその時を思い出して。

息子はどんな気持ちだったのか…。


一周忌まではと思っていたせいか

終わってから

何だか、気持ちが落ちてしまって。

なんとか仕事にだけは行くのみで。

やっとほんの少しだけ

やる気が出てきた…かな。





息子へ

あなたが彼方の世界に行って

一年が経ったよ。

相変わらずあなたの気持ちは

分かるはずもなく、

お母さんの気持ちは

海の波のように寄せては返し

行ったり来たりしているよ。

どうして良いか、何も見つかってない。

でも、あんなに食べられなかった食事も

食べられるようになったし、

職場の健康診断受けても、

どこも悪くないんだ。

仕事も休まず行っているよ。

どれだけ図太い神経なんだろうね。

これがあなたに遺伝すれば良かったのに。

神経質で繊細だったもんね。

あなたと同じ選択は出来ないから

お迎えが来るまで、なんとか過ごすよ。

でも、これを書きながら

勝手に涙が出てくる。

出来るなら、早くあなたに会って

抱きしめたいよ。

それまで彼方の世界で、

自由にして待っていてね。