今月いっぱいで私の上司が移動になりました。
もう、会うことはほとんどなくなります。
わざわざ、現場に来てくれ
「いろいろとお世話になりました」
と挨拶されました。
「◯長、何年やられたんですか?」
と尋ねたら
「ちょうど3年になります。本当にいろいろな事がありましたが、これからもお体気をつけて無理しないで下さい。」
と、最後まで気にかけてくれました
次男の病気が発覚して、旅立つ1年半、ずっと上司で気にかけてもらいました。
仕事を3カ月 休ませてもらう時は、何ヵ月でも休んで下さい。
会社には私から事情説明しておきます。
と言ってくださり
もう、仕事も集中できないから、役職を退任させてほしいとお願いした時も、何年経ってもいいから役職だけは残しておきましょう。
と言われました。
もう、この先集中して、仕事できないので、どうか退任させてほしいとお願いしたら、本当に残念がっていただきました。
一番思い出に残っているのが、
2022年 2月26日に余命2カ月と宣告された時
なんとか卒業式まで一緒にいたいので、また半月休ませてほしいと伝えたら
わざわざ現場まで来て、私の前で、涙をながしながらただひたすら黙って頷いていました。
当時はわからなかったですが、
本当にこの苦しい時期に、この人が上司で良かったと思いました。
この苦しい時だから、この人に出会ったと確信しました。
そして、昨日三男が持って帰ってきた、学校新聞を見たら、先生方の移動のお知らせが載ってありました。
次男が卒業した後、担任、校長、部活の顧問、他にも、私が知ってる先生ばかりが移動されました。
次男の闘病生活に、助けていただいた先生方が皆、移動になっていました。
次男に関わった全ての先生が移動になるなんてと思いました。
闘病中でも、
次男が、このメンバーなら大丈夫
そんなメッセージだったような気がします
偶然にも、上司の移動の挨拶、先生方の移動のお知らせが重なり
闘病生活が終わったんだよと、次男が伝えてくれたのかなと思いました。
人との出会いは、どこで出会うかも人生決まっている
そう確信しました。
会社の上司、学校の先生はあまり好きではありませんでした。
今は、感謝する気持ちの方が強いです。
これも次男が私に伝えたかったことなんだと思います。
2021年 1月~ 2022年 4月に次男の闘病に出会った方々
もう、会えないかもしれませんが、一生忘れません。
ありがとうございました。