スタッフより先に行き
「こっちです早く来てください」
彼は急いでいます
「朝早くないと釣れなくなりますよ!
まぁ今の時間ですと
0か1匹です」
本物のスタッフからこう言われたからでしょう。
ワカサギ釣りの代名詞
“クルクル”
です。
素人はコレを手にすると
自動的にテンションが上がります。
身の回りに落ち込んでいる友達がなどが居たら
そっと差し伸べてみましょう。
クルクルで穴を空けるだけ空けて
飽きたらいよいよ釣り開始です。
時間は11:30です。
もう、限りなくスタッフの言っていた
『0か1匹』
の0に近いです。
でも、まだ皆、希望しか有りません。
12:00
12:30
ワカサギのフライです。
15:00
数時間前、クルクルであんなに
穴を空けたことを後悔し始めています。
ワカサギを釣ることより
暖かさを見つける事に全力です。
この形が最終形態です。
テントと一体化。
17:00
『0か1匹』
言葉の意味を納得しました。
OK!