昨日、無事に発表会が終わりました。
東京駅の近くの地下の小さなホールで教会のような落ち着いた雰囲気でした。中に入ったとたんに気に入って、なんだか安心して演奏できる気がしました

午前中にリハ。
結構うまくいきました。
四月の発表会の失敗の要因はリハがうまくいき、安心して集中力が途切れてしまったことが一番大きいと後で感じました
。


で、安心してしまわないよう最後まで気を抜かないよう気を付けました。
リハのあと集合写真撮りがあったので本番までは30分。
お昼は軽くサンドイッチを楽屋で食べてコーヒーとチョコレートを(ヴァイオリンの先生がレッスン前にコーヒーとチョコレートがいいよと言ってらしたのを思い出しました
)

昨日はノノコさんが習っているフルート教室の発表会でヴァイオリンの先生はいらっしゃいませんでしたが、先生のいつも言われてることを思い出すようにしました。
自分の出番の5分前には目をつぶって、演奏する曲を心で口ずさみ、その世界に入っていくこと。舞台に上がってすぐにイメージの世界に入るのは難しい。。。先生の教えをしっかり守りました。
さて、午後一時。本番。
オープニングがなんとマロングラッセの「マロンの春」です





華やかに発表会のオープニング

ところどころトチったけど、まあ許せる範囲でしょう。華やかに弾けました。
そして、ロッテさんとの「マドリガル」。二人でお辞儀をして定位置についたら、なんといつも冷静なロッテさんが眼鏡をかけようとしてグランドピアノの中に落としてしまい、弦に引っ掛かかっていてすぐに取れましたが、ロッテさんの心配をしているうちに冷静になってきました。
二人で笑顔で「マドリガル」、明るく爽やかに弾けました。前日の夕方にもロッテさんの家で汗だくになりながら練習していたので、まあ練習どおりに弾けたと思います
。

自分では、まだまだ120歳の虎安寿に振り回されている感覚で、ちっとも虎安寿の美しさを引き出せていない(ヴァイオリンの先生が虎安寿を弾くと本当に美しい音色)のですが、びっくりしたことに去年ヴァイオリンを聴いてくださった方々から「音が良くなった」「去年と全然違うね」「上達したね」「安心して聴けたよ」などと言われて、誉められることなんてこのところ全然なかったので舞い上がるような気分でした

フルートの先生にも「ヴァイオリン、本当に良かったですよ。」と言われ

ピアノのロッテさんにも「前は不安そうな感情が音に出ていたけど、自信が出てきたね」って言われ、チェロのピーターさんにも「楽しそうに弾けてた」と言われました。
この一年にそんなに変わったとしたら、、、やはり虎安寿のお陰なのかな

シマシマの虎安寿、一枚板なんだね~とチェロのピーターさんに言われました。ピーターさんのチェロの裏板も一枚板でびっくり

ピーターさんに虎安寿の中の二匹の犬の絵を見せたら「こりゃ、まりりさんが気に入るはずだね。来るべきところに来たね、」ですって

虎安寿、まだまだ全然弾きこなせていないと思ってるし、50歳からヴァイオリン始めた持ち主なんて初めてで呆れただろうけど、、、少しずつまりりを認めてくれているんだね。
気弱でヴァイオリンをコントロールなんてなかなか出来ないまりりだけど、、虎安寿が私に120年の自信と力をきっと少し与えてくれたんだね





こんなに気持ちのよい発表会は初めてでした。虎安寿のお陰だね。
虎安寿、魔法の力をありがとう





もっともっと虎安寿が綺麗な音が出るように、まりり頑張るよ。
虎安寿。大好きだよ。