発表会。
リハーサルは、のびのびと弾けました。
バレエでもそうなんですが、なぜかリハーサルが思っていたより上手くいったときには、本番失敗してしまうんですよね

虎安寿との発表会デビュー、
撃沈しました

バレエ友だちから可愛い花束やケーキまで頂いていたのに。。
虎安寿に嫌われてるのかなあ。
たぶん、120年の間に虎安寿を弾いてきたヴァイオリニストの中で私が一番の下手くそ
。

なんでこんな奴に弾かれなきゃならないんだって怒っているのかな。
いやいや全ては自分の実力不足
。

練習あるのみですな。
「発表会は結果より、発表会に向けての過程こそ意味があるのよ」とバレエの先輩からの温かいお言葉。
ヴァイオリンの先生からも、「本番で練習通りに演奏することは至難の業。。。
リハーサルのときのヴァイオリンの音はとても良かったです。あのヴァイオリンを選んで正解だと思いました。これからは、素晴らしい相棒と楽しんで。」と、温かいお言葉
。

良かった。
虎安寿を選んだのは、やはり正解だったのね。
それだけでも発表会の収穫です。
ピアノの先生からも「ドイツのヴァイオリンは、本番で改めて聴いて、難しい男の人だなと(笑)思うけど、深い音はすごく素敵でやはり、まりりさんに合ってます。
きっとすごく練習すると、ヴァイオリンがリードしてくれると思います」と泣きそうに嬉しい言葉を



虎安寿は、やはり難しい色男
。

私を愛してくれてしっかりリードしてくれるようになるまで、毎日毎日大好きよ~と私の想いを届けなければ。。。



ずっと娘のヴァイオリンのサーシャを弾き続けて、ヴァイオリンは女性だと思い込んでいたけど、虎安寿は気難しい色男。
虎安寿の声は、高音が天から降ってくる天使の声だと思っていたけれど、実は低音も深い男の声の魅力もありました。
これからの人生、ヴァイオリン下手で申し訳ないけれど、こんな私を愛してもらえるよう一生懸命、楽しく、毎日虎安寿と過ごしたい。
いつか虎安寿が、私を愛してくれてしっかりリードしてくれるようになりますように、、、、
