今、、我が家の使ってない二段ベッドの上段で四台のヴァイオリンが眠っています(ちなみに、まりりは下の段でチワワの百菜花
と寝ています
)。
そして、フランス人のかたにお借りした天使の声のヴァイオリン。


日曜日のサロンでの演奏会のあと、4台の120歳のヴァイオリンの持ち主のフランス人のかたに会わせて頂きました
。

四台のヴァイオリンの持ち主のフランス人は、火曜の朝から(今日ですね)フランスに1か月ほど帰られるということで、、、
昨日、月曜夜は再びサロンに、フランス人のかたが更に4台のヴァイオリンを持ってきてくださいました
。

合計8台のヴァイオリンに囲まれて圧倒されました



日本に4月にまたいらっしゃるとのこと。それまで8台のヴァイオリンを私のヴァイオリンの先生に預けますよ、たくさん弾いて一番ぴったりなヴァイオリンを選んでくださいね。と英語でおっしゃいましたが、私は全く聞き取れず、すべて先生に通訳してもらいました
(せっかくフランス語を話すチャンスだったのに、Merciしか言えない
)



先生は、ヴァイオリンだけじゃなくて英語もドイツ語も堪能ですごいなあ。
8台のヴァイオリンを残してフランス人のかたが帰られたあと、二時間以上、サロンで先生とヴァイオリンを一台ずつ弾いてみました(先生、本当にありがとう
)。

1ヶ月時間の猶予があるとはいえ、8台からせめて候補を何台か決めないと。。



どれも個性的で、なんだかひとりひとりって言いたくなるような人格を感じました。
新しくまた4台持ってきて頂きましたが、結局最初の4台の中から候補が上がりました。
一番候補は、やはりあの天使の声のヴァイオリンです
。

とにかく音に透明感があり、明るいのです。形は幅が少なく縦にふっくら。音量はあまり大きくありません。音がこなれていて、個性を感じます。優しく心に響きます。
新しく持ってきて頂いた4台のうち2台はすごく元気溌剌な大きな音量が出ました。私の性格には合わないかな。
あと、新しい4台のなかに幅広のちょっとしっとりした優しい音が出るヴァイオリンがありました。
ちょっと暗い音です。悲しい曲がわりと好きな私は心惹かれましたが、1台でいろんな音が出せる方がいい、それにヴァイオリンは基本明るいほうがヴァイオリンらしい。暗めが好きな人はヴィオラに移行したりするよと先生に言われました。
なるほど。。私はすぐプチ鬱になり落ち込むからなあ。。

一緒にヴァイオリンが落ち込んでくれるのも嬉しいけど、それより、思いきり明るい光を与えてもらったほうがより楽しい人生になるだろう



明るい天使の声のヴァイオリンと、先生お薦めのウィーンのヴァイオリン(とても誠実で健康的な音色)の二つに最終的には決まり、2台をしばらくお借りして家で弾くことに。
残りの6台は先生が保管してくださることになりました。
もう他に楽器屋さんに行ったりしてあれこれ探す気もないし、、、
すべてご縁だものね(たんに面倒臭がりなだけかも
)

結婚相手も学生時代に決めてしまったし、まりりは決めるの早いね~
。

百菜花も即決だったし。
よくよく二台を弾き比べて、自分の生涯の相棒にしよう。
辛いときには慰められ、嬉しいときには何倍も嬉しくなるだろう
。


先生、本当に長い時間一緒に選んで頂いてありがとうございました。