「白鯨」・・・聞いたことはありますが、読んだことないです。

で、この作品はその「白鯨」のモデルにもなった捕鯨船エセックス号沈没事故の真実を
描き、2000年度全米図書賞ノンフィクション部門に輝いた小説を映画化。巨大なマッコウ
クジラとの激闘で船を沈没させられた捕鯨船の乗組員たちの過酷なサバイバル劇を、
ロン・ハワード監督が圧倒的なスケールで映し出したものです。

19世紀、クジラから取れる鯨油は生活になくてはならない油であり、捕鯨は一大産業で
あった。1819 年、捕鯨船エセックス号はアメリカのナンタケット港を出航し、太平洋
を進んでいく。しかし沖合4800kmの海域で誰も目にしたことがないほど巨大な白い
マッコウクジラと遭遇。一行は巨大クジラに立ち向かっていくものの、船を沈められて
しまう。わずかな食料と飲料水をかき集め3 艘のボートに乗り込んだ船員たちは、
どの辺りにいるのかもわからない太平洋のただ中で、度々クジラに襲われながら漂流
していく……。



正直言って、物語自体は大それたものではないです。平たく言ってしまえば、捕鯨と
その捕鯨に携わる人の人間模様を描いただけの作品ですから。それでも海の厳しさ
や生きることとはといったことが良く描かれているのかなあと思います。

そして一番の見どころは「クジラ」くじらです。

迫力ある映像は見応えありました。
★★★☆☆