なんて言うか、




暑いからイライラするのだ。


と、


敢えて、


先に言っておきます。


そう、

暑いからだ。






キの字、

アンポくんに、

アンポちゃん、

エセペテン、

スケバン…



アイツらのせいではない、


暑いからイライラするのだ…。



国道走ってたら、

前の軽トラに、赤忍。




カッコいい…。


サブフレームは、アクティブか…。




そんな昼ごはんは、

ついつい通り掛かりの、

美味しい天ぷらを標榜する、蕎麦チェーン店。


ついつい入ってしまった。


冷たい蕎麦を…、


いや、

ウナギか…


いや、





こだわり、だと?


なんだっけな?

ぶっかけおろしシソ天ぷら蕎麦、

だっけかな?


ついつい、大盛り。

と言ってしまった…。



これで大盛りかよ!

と、

思ったら、

深いやつだった…。



変にお腹いっぱい…。




帰社後、

夕方のミーティングで、

シンシン上司が、

何故か、何度も、

僕にだけ話を振って来た。




万が一があるので、

優等生っぽい返事をする事に…。


何故だ…。



キの字は、

理解していないくせに、

知っている単語を、わざと口にして繰り返し、

呟く。

何かのアピール?



僕は、自分で目つきが悪くなるのがわかる…。



キの字というのは、


自分を大きく見せたがる習性がある。

わかってますアピールをしたがるのだ。


しかし、残念だけど、

トータルで理解ができない。


話の途中で、知っている単語があると、

その単語にだけ頷く。


結果的には、

内容が理解できていない。


理解できないことが理解できていないから、


最終的に、

自信満々で、

トンチンカンなことを言う。


僕は笑いそうになるのを堪えた後に、


目つきが、

どんどん悪くなるのを実感する。




ま、


暑いせいで、イライラするのだ…。






そんな夜に、

シン上司からメール。


かくかくしかじかで、

明日の夜、

シン上司と、隣の部署の次長と、晩飯を食べる事になった…。



会社の近くの店を、

僕は知らないので、

シン上司に、予約してもらった。


すると、


漁港直送の店


に決めた、


と言う。


その店をググってみた。


すると…、




刺身盛り合わせ。


刺身の舟盛り。




イカ刺し。




何かのフライにマヨネーズをかけた丼。



新商品の唐揚げ丼。



肉丼。




返す返すも、

漁港直送のお店だと言う。





暑いからなぁ…



イライラするねぇ…。