この時期、
ドバッと降って、積もり、
次の日には、
カラリと乾く。
まるでシャーベットのような積雪は、ヌルヌル滑って、車の運転は慎重にならざるを得ない。
で、
夜、
歯医者のアノコからLINEが来て、
明日予約だよ。
と。
優しいですね。
先月、予約をすっ飛ばしたから、
今回は、忘れないようにLINEくれた訳です。
なにやら、
お若いスタッフ達は、
僕のことを、そんな歳には見えない、と言っている。
との事。
そんなことを言われたら、
歯医者に、
ぐだぐだの格好とか、髭ボウボウとかでは行けなくなっちゃうから、プレッシャーだな…
とか、思いながら、
なんとなしに、
昔のblogを眺めていると、
以前、
八戸に行った時の記事が出てきて、
そう言えば、
予言を言ったりする怪物がいた、
っていう町に行ったなーと、
懐かしく眺めているうちに、
寝落ちして、
起きたら夜中の2時…。
そんな今朝、
ピーカン。
雪もほぼなくなりまして、これから本当に春になるのだ、という感じ。
歯医者に行くだけなのに、
シャワー浴びて、
ガリガリと歯磨きして、
鼻毛を切り、
眉毛を整え、
髪型をグシャグシャに整え、
久しぶりの歯医者さんへ。
歯医者のスタッフは、
入れ替わりが激しいのか、
いつも違うスタッフがいます。
皆マスクをしていて、
鼻から上しか見えませんが、
みんな可愛い。
院長の好みが伺い知れます。
良いと思います。
クリーニングが終わり、革ジャン着てると、
アノコが隣に来て、
お母様のこと、落ち着いた?
と言う。
アレやこれやと話した後、
何にもできなかったし、
葬儀にも行けなかったから、
これで、綺麗なお花を仏壇にお供えして。
と、
なんて言うの?
花屋で使う商品券?
を、
僕の手に握らせた。
何も言わないで、受け取って。
と言う。
僕は、
思わず、ハグしそうになる…。
僕は、
静かに、
ありがとう
と言い、
静かに、歯医者を後にしました。
泣ける…。
担当のコがくれた、
今日のクリーニングする寸評。
しばし茫然としたあと、
意識高い系のカフェに行こうとしたけれど、
某スーパーが、大混雑。
駐車場が混雑して、めんどくさくなり、
昼に、
いつものカフェにたどり着いた訳です。
僕が1番客のようです。
マスターが、
僕をじっと見て、
何?
と聞くと、
ストール、良いですねー。
だと。
今日はルイスじゃないんですね。
と言う。
わざと着てこなかったのさ、と返事。
マスターは、
ダブルの革ジャンの襟の折り方を聞いてきたので、
それは、多分、
クラッシュ折り、かな?
ジョーストラマーが、オリジナルのはずだけど、
あんなふうに折るの?
ちなみにこれ
↓
とか言ってるうちに、
あっという間に、満席。
人気あるなぁ…。
いつものように、
何か良いやつ、
と、
オーダー。
出てきたのは、
ホンジュラス🇭🇳
美味い。
この前買った小説を…。
とりあえず、、一杯飲んで今日は引き上げ。
代金払う時、マスターが、
ヒデローさん来た時、話そうと思っていた事があるんです、
と言うと、
ギャルソンさんが笑う。
???
マスターが言うには、
先日、
革ジャン着て、ヒデローさんみたいに上下黒で出掛けたんです。
生協のクリーニング屋で引き取立てる最中、
いつのまにか隣に、
カートを押しながらお婆ちゃんが来てて、
じーっと私を見てるような、
視線を感じていたんです。
知らない人だし、知らないふりをしていたんですけど、
そのお婆ちゃんが、
お兄さん、足長いねー。
なんぼあんの?
と話しかけて来たので、
なんだかどこかで聞いたような…、
と、
ちょっと笑ってしまって、
一応、180センチに少し届かないくらいです、と、
その場を離れたんです。
と、言う。
僕は、
なんだかデジャブみたいだねぇ。
なんなら、
いろいろ話してみたら良かったんだよ。
面白い話、聞けるかも知れなかったじゃないか。
と言ってみたけれど、
なんかどうしたら良いかわからなかったから、
離れちゃいました。
と、
半分照れて、
半分、嬉しそうでした。
僕は、
今度話しかけられたら、
いろいろと話ししてみた方が良いよ。
楽しいじゃん。
と、
言いながら、
宿に向かいました。
そんな事、
あるんだなー。
ちょっと面白い。