なんだかんだで、

超長文な上に、写真過多であるため、


悪しからず、

サーっと流して見てください。




僕なりの、最後の春の話になります。




今日は天気が良かったけれど、

バイクは無し。


焼き芋と、トンカツを狙って、

南進するためである。


さらには、

ツレのこの車で出掛けるのは、


本日が最後。


30万キロまでもう少しという距離を走ったこの車は、

今月末、31日に買い替えとなり、

ロングドライブは、本日が最後なのである。




そんな昼前、


空に、


飛行機雲。


何処へ行くのか、


乗せているのは、


夢か、

悲しみか…。



焼き芋屋は、今月末までの営業になっており、

しかし、

31日は、

前述の通りのために、

焼き芋屋に向かう事は不可能なため、

本日が、

今季最後の焼き芋である。


店のお兄さんとはすでに顔馴染み。

1つ、

おまけしてくれたのは、

本当にありがたい事である。



何度も書いているが、


マジで、


美味い焼き芋である。




皮はパリパリ、

中身はネットリと、優しい甘さが、

口の中に広がる…。



控えめに言うが、

最高である。



その後、

立ち寄ったSAで、

ついつい焼きそばを食べた。



正直、

美味くて、

あっという間に食べ終わる…。


そして、

腹がいっぱいである…。



その後、

敢えて、

山の中を走り、

とある道の駅に辿り着く。


すると、

串焼きの店があり、


僕は、ついつい、


一本ずつください


と言ってしまった…。





デカい…、


そして、



重い…。




結果は、2通り。


最高に美味い…、


そして、


腹が弾けそうなほどの満腹である…。



腹パンのために襲ってくる眠気を振り切って、

山の中の細い国道をさらに南進。


この道は、

いつか来た道。


見渡せる範囲は、

全て山である。





そして、

辿り着いたのは、


山から引いた湧水で沸かしたお湯が売りの、

宿泊施設。


何度も来ているが、

何度来ても、良い。


なんと言っても、

この町は、静かである。


施設も、静かで心地良い。







のんびり、

まったり、

静かに、

汗だく、

ムダ毛処理もパーフェクトで、

僕は、

ナメコのようにヌルヌルになってしまう…。



お湯、

春の日差、

ともに、


それらは、

あくまでも柔らかく、


僕は、


こういうの、

イイよなぁ。


と、

心ならずも、声に出してしまうのであった。




ついつい長風呂になったため、

本来の予定では、

綺麗なお姉さんのいるトンカツ屋に向かうはずであったが、

それより近い、昭和の風情漂うはレストランへ向かう事にした。



このレストランに来たのは、

久しぶりである。


ザ、昭和。


僕としては、


超強烈に好みである。
































悩んだ末に決めたのは、


ツレはハンバーグ定食ご飯半分。


僕は、

ヒラメフライ定食ご飯半分と、

鉄板焼き単品のBである。


ちなみにであるが、


いつも同じメニューを頼んでいる事に気がつくのは、

食べ始める時、である。



味のある照明器具、


昭和の皿…。

ある意味、

泣きそうである。



そして、


熱々であり、

身が厚い。


極上である。



教えたくはないが、

勧めたいのは、


やはり鉄板焼き。


豚肉の甘さ、

とりわけ、

脂身の甘さは特筆すべきものがある。


そして、

付け合わせの温野菜。


何と言えばいいのか…



火の通し加減が、職人のなせる技とはこの事か…、と、

思わず呟いてしまうほど…。


キャベツの甘さを極限まで引き出す、熱の通し具合。


これ以下でも、これ以上でも、

台無しになるギリギリのラインを、

超えそうで超えない超絶テクニック。


特製のタレと相まって、


これは、マジで、

いつまでも、

食べ続けることができるのではないか、と、

本気で思わせる…。


ちなみに、秘伝のタレの中身は、

秘密、との事。


おそらくは

玉ねぎ、生姜、

ニンニク、白すりごま、味噌、酒、醤油、ウスターソース、ケチャップ…


ではないか?と、

思っているが、

これは、僕の、単なる当てずっぽうであるから、


静かに見守って、

追求しないでいただきたい。




食後、

近々、国営放送で取り上げる、ドライブインの場所を確認。


テレビで取り上げられてしまっては、

おそらく大行列になってしまい、

おいそれとは入店することさえ、困難になるだろうと推察。


しかし、今夜は、

お腹がはち切れる、ほんの少し手前のため、

お店の確認して、終わりとした。









気分が良いので、

お土産を手にして帰宅。










最後になるが、


ツレの車で初めて出掛けたのは、

2013年4月21日の事。


雪だった。


いつものカフェに行ったのだったっけ…。



ただ、

ただ、

今は、


ありがとう


と、

心から言いたい。




ありがとう、

さよなら。