懐メロ
やはり

家で飲み続け
途中から本投げ出して
懐かしい音に

人も羨むよな仲がいつも自慢の二人だった
あなたとなら何処までも行けるつもりでいたのに
突然の嵐みたいに音をたてて崩れてく
涙が出ないのは何故教えてほしいだけさ
私はピアノ
誰もが一度は引き返す道
二人でここまで 歩いてきたのに
あなたの心が 足をとられて
冬の坂道 ころがりはじめた
・・・・
言葉ひとつにうなづいたのは
あなたが望む別離だから
・・・・
せめて さよならは飾ってみたい
男と女
答えを出さずに いつまでも暮らせない
バス通り裏の路地 行き止まりの恋だから
何処かに行きたい 林檎の花が咲いている
暖かい所なら 何処へでも行く
・・・・
愛してる 愛せない 言葉をかえながら
かけひきだけの愛 見えなくなってゆく
・・・・
踊り子
記憶の陰にぽつりと座り 淋しげに
白い指先 ピアノを弾く女
・・・・
ピアノの音はどこか冷く あの女は
壁に掛ったモナリザのように
子どものような僕のことなど見もせずに
真珠のようにかたく心を閉ざしてる
かけがえのないものを失くしたあとは
どんなに似たものもかわりはしない
ゆうこ
青春時代の歌はグッとくるなぁ!
あっ 失恋の歌ばかり!^_^;