これまでよく受けたご質問のなかで、

「中学入試で出題されそうな文章は、

あらかじめ読んでおいた方が良いですか?」

というものがあります。

 

確かに大人の感覚だと、一度読んだことがある文章が出題されたら、本文の内容はだいたい分かっていて、本文をさっと読んで設問に行けますので、時短にもなりそうですよね。

 

↓先日、実施された市川中の問題です。

 

「入試で読んだことがある文章が出題された」といっても、2つのケースが考えられます。

 

① 読書として読んだことがある

 

最近の中学入試問題は、新刊から出題される傾向があります。ですから、読書好きの子なら、1~2年以内に出版された小説を手に取って読んでいたということもあるでしょう。さすがに論説文や随筆文を読書で選ぶ小学生はいないと思いますが。

 

大人の発想からすると、前述した通り、有利な気がします。ところが、小学生は必ずしも「読書で読んだ=点数がとれる」というわけではありません

 

場合によっては、引用部分以外から解答の根拠を引っ張ってきてしまい、マイナスに作用することすらあります。また、文庫本(もしくはハードカバー)には、文章内容を正しく読めているかの「確認問題」はついていないため(当然なのですが)誤読している可能性もあるのです。

 

ですから、読書レベルの通読では、大幅な得点アップは期待できないと私は思います。ただし、メンタル面では多少有利に働くことがあります。「あっ、これ、前に読んだことがある。ラッキー!」という感じですね。読書はお勉強ではなく、あくまでも楽しみ(エンターテインメント)として行うものだということを付け加えておきましょう。

 

② 授業で扱ったことがある

 

①で申し上げたように、読書レベルでの読解では、入試においてはさほどアドバンテージはないと私は思います。繰り返しますが、読書を否定しているわけではありません。読書は時間が許す限りしたほうが良いとすら思います。

 

一方、授業でしっかりと解説した場合はどうでしょうか? 仮に引用箇所が同じだったとします。これは「かなり有利」に働くでしょう。なぜなら、同じ引用箇所であれば、形こそ違えども、だいたい問うべきポイントは似てきます。物語文なら「心情が表れたところ」、論説文なら「話題と筆者の主張」は外せませんからね。

 

問題で問われていないところでも、授業中に本文の言い回し語彙を説明されていると思います(「きちんとした授業ならば」という前提です)。そうすると、「説明しない箇所」はないわけです。

 

以上のことから、

塾のテキストで取り上げられる文章(特に新しいもの)

塾が実施するテスト(☛こちらは他塾のものでも、できるだけチェック!)は、普段からしっかりと理解しておくとよいでしょう。

 

※サピックスや四谷大塚、日能研のテスト、首都圏模試など。

 

 

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