国語の文章読解問題では「本文から抜き出しなさい(or 書き抜きなさい)」というものがあります。これを私は「抜き出し問題」と呼んでいます(多分、一般的にもそう言われていると思います)

 

 

この抜き出し問題ですが、真面目な(?)国語の先生の間ではあまり評判がよくありません。「抜き出し問題は邪道だ! 読解問題の本筋ではない!」と。

 

たしかに「本文をしっかりと読めているかどうか」「本文の内容をきちんと説明できるか」は、実際に記述させた方が分かりやすいと思います。同様のことは記号選択問題にも当てはまりますが。

 

では、なぜ昔から抜き出し問題が存在し、今もなくならないのか。それは、はっきりと言ってしまえば、採点者の都合です。これは塾講師の立場だと「なかなか言えない」と思います。塾の主催するテストで抜き出し問題がまったく出ないことは「ほぼない」からです。

 

塾のテストや入試問題は、短期間で大量の答案を採点する必要があります。テスト採点者は塾の先生だけでは人手が足りないため、アルバイトも動員することが一般的です(※大手塾主催のテストの場合)

 

そして、この「アルバイト」自体も人手不足です。本当なら「授業を担当できるくらいの教務力」が備わっている人を雇いたいところですが、そんな選り好みはできません。忌憚なく言えば「ド素人」でも採点できるシステムが「抜き出し問題」なのです。

 

ただし、厳密には受験者の抜き出しミスなどが起こりうるため、素人による採点だとミスもあります。でも、記述問題を採点するよりは、はるかに客観性が保てます。

 

記述問題の採点は、採点者側にある一定以上の国語力が求められます。「記述問題の採点は素人にはかなり厳しい」と言えます。

 

余談ですが、大学入試で「センター試験に代わって共通テストが実施される」とアナウンスされた当初、「マークシート方式から記述問題に移行する」という話がありました。私は1秒考えて「無理だ」と思いました。採点現場を見ていれば、考えるまでもないことです。なぜそれが分からないのか、また、だれも意見する人がいなかったのか、不思議でなりませんでした。

 

閑話休題。

以上の理由から、抜き出し問題は今後も国語テストから完全になくなることはないと思います(※学校によっては、記号選択問題や抜き出し問題を出さないところもあります)

 

そうなると、抜き出し問題はゲーム攻略と同じように、解き方の手順を覚えて解くのが正解ですね。そう、解き方があるんです!

 

今回、YouTubeで「抜き出し問題の攻略!」をアップしました。ぜひお子様の国語学習にお役立てください。

 

 

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