早いもので、今年も残すところ、あとわずかとなりました。

 

 

いきなり手垢のついたベタな書き出しですみません…。

私のような一塾講師が総括をするなんておこがましい気がしますが、少し振り返ってみたいと思います。

まず、変わらなかったのは今年も国語講師だったということです。

 

「え? 当たり前じゃないか」って? 

いえ、それが当たり前でもないんですニヤリ

 

先日、15年以上も前(!)に勤めていた塾の同僚と久しぶりに会食したのですが、皆さん全員、塾講師ではなくなっていました(;^_^A。

それほど、塾業界の人材は定着率が悪いということです。

 

塾業界は「ブラック企業」ならぬ「ブラック業界」なのかもしれません。

まぁ、塾業界は昔からそれほど変わらないですけど(*^▽^*)

一方、今年変わったことですが、

何といってもフリーランスの講師になったということですね。

 

フリーランス講師になるまでには、私なりに紆余曲折がありました。

ます、3年ほど前に約13年専任講師として勤めた集団塾から個別指導塾に移籍しました。

 

集団塾から個別指導塾ですので、教える側としたら結構な変化といえます。ただ、私は家庭教師の経験がありましたので、さほど個別指導型に違和感はありませんでした。

ちなみに、集団塾で教えていた講師が個別指導塾でも問題なく教えられるかというと、意外なことにそうでもないようです。

「意外」と感じたのは、個別指導塾に来るまではそうは思っていなかったからです。

集団塾は「数の論理」で押し切れるところがあります。
たとえば「30名のクラスなら80%の生徒である24名(とその保護者)を納得、満足させれば勝ち」みたいなところがありました。

これはあくまで個人的見解です。

一方、個別指導塾は1:1ですから、その子にとって相性が合うか合わないかが最重要です。いくら教え方が上手でも、高圧的な指導者は敬遠されることがあるのです。

 

ベテラン講師ほどその傾向が強いので、私も気を付けなければと…。

前職の集団塾ではいろいろと経験させてもらい感謝していますし(とはいえ、教務的にはあまり教わることはなく、自発的に勉強しましたが)、その後の個別指導塾も向上心あふれる個性的な講師の方に囲まれて刺激になりました。自己ブランディングの方法なども教わりました。

ただ、今回のフリーランス転向を含め、40歳を過ぎての転職は大変ですね(^▽^;)。若い時と比べて環境適応力が落ちているということもあるでしょう。妙に気疲れしてしまいます。

 

 

40歳以上の塾講師で転職されている人を見る目が少し変わりました。「まだパワーが残っていてすごいな~」と。私も見習います!

以上のことを考えると、今年はいろいろと変化のあった1年といえるかもしれません。来年も悔いのないように、「多少の無理をしながら」仕事を続けたいと思うのでした。よろしくお願いいたします。

 

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