『子どもと犬はドイツ人にしつけさせよ』ということわざを聞いたことがある人も少なくないだろう。これは、ドイツ人のしつけの仕方が徹底的だということなんだろうなと私は思っている。ドイツ人のやり方を一口で言うなら、ザ・徹底的‼️である
今日はドイツ人のしつけの極意がわかる、ある絵本をご紹介します
彼はドイツの散髪屋さんの看板にもなっている。もちろんこうなっちゃダメの見本として、長年君臨しているのだろう(日本では明治時代に、もじゃもじゃペーターの名前で絵本が出ている)
表紙は彼なのだが、中身は不潔な坊やのペーターではなく、いろんな種類の困った子どもたちが出てくる。
私は高校の教員をしていた頃、高校生に日本以外の国のしつけの仕方をどう思うかについて聞いてみようと思い、この絵本と絵本のエピソードを4コマにしたカードを見せた。
例えば、こんなエピソードがある
タイトルは『マッチ』
①「女の子は両親がそろって出かけたので、ひとり家でお留守番でした」
②「いつもお母さんがやってたみたいに、一本火をつけてみるわね」
③「いや、なんてこった!炎が洋服を捉え裾が燃えてしまい、どんどん火が回っていく」
④「小さな灰のかたまりと両方の可愛くて素敵な靴だけが残った」
いかがだろうか?もし子どもだったら、火遊びは怖いから、絶対にしない‼️って気持ちになったのではないかな〜
なかなかのインパクトがある絵本(絵も内容も)、日本では刺激が強すぎるかもしれないですよね
当時、高校生たちもほぼ全員、顔を歪めて「これ怖い!こんな怖い絵本、読んだらトラウマになっちゃうよ〜」などと口々に不快感を出していた
確かにそうだと思う。他のエピソードも本当に遠慮解釈無い教訓のパレードで、日本人にはちとキツすぎるかもな〜の表現が多い
絵も怖い
情け容赦ない結末
こっぴどく叱られるだけでは済まず、命まで取られることをストレートに描く
ドイツのしつけ絵本、いかがでしょうか?
ちなみに、このカードバージョンは、トランプのように、ババ抜きや神経衰弱などができる✨と書いてある
実際、国民性の違いもあるけれど、これがまだまだしつけ本として役に立つということは、人知れずドイツ人もしつけに悩んでいるのかもしれないな〜と私は思ったのでした。




