『子育ち』という言葉を初めて聞いたのは、

今から20年以上も前でした。

 
子育て、ではなく、子育ちって??
 
近くの公民館であった講座のタイトルが
『子育ち 親育ち』というもので耳慣れない言葉に惹かれました。
 
購読していた新聞に案内が掲載されていて、
講座中に子どもを預かってくれるとも
書いてあったのに心を惹かれ、
申し込んでみたのでした。
 
講座中、私は思いがけず号泣していました。
当時、子どもの年齢は4歳と1歳。
多忙な夫は仕事にかまけ、
引っ越したばかりで近所に知り合いもなく、
両方の実家からも遠く、
孤独でした。
 
ほんの少しの時間でもいいから
子どもを誰かに預けて
大人と話がしたかったのです。
 
講座は、どんな子どもに育てたいのかという
質問から始まりました。
 
優しい子
思いやりのある子
賢い子
・・・
 
私の頭の中に浮かぶワードは、
たぶんこんな感じだったのではないかと思います。
 
では、そういう子どもに育つには
どこに肥料をあげたらいいのでしょうね?・・・
 
子どもが育つ環境は親しか用意できない。
ならば、どんな環境を用意しますか?
 
ここで講師は
子どもを植物の苗に例えてみせました。
 
早く成長させたいなら、苗の根元に化学肥料を与えればいい。
背はぐんぐんのびて、つぼみも早くつく。でも根は深く張ることなく、茎も細くて
雨風に弱いひょろひょろの植物になる。
 
では、
根っこを深く張らせ、雨風に強く、
たくさんの葉っぱや花や実を支えられるよう
養分を届ける茎も太くしっかりさせたいなら
どこに肥料をやったらいいと思いますか?
 
講師は参加者ひとりひとりに尋ねました。
 そして、こんな絵を描いて見せてくれたのです。(ちょっと、うろ覚えですが)
 
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 早く早くと成長を急がせ、根の張りを待たない子育てを私は目指しているのだろうか…

そう思った途端、涙腺崩壊大泣きうさぎ

すごく子どもに申し訳ない気持ちになったことを今でも思い出します。

じっとしていても栄養分が与えられると、
根を伸ばす必要がないから、
根は育たない。


肥料をほんの少し、根の先に置いておくと
なんとか栄養分をとろうと
根が育っていく。


人間も同じで、
すぐになんでも与えてしまうと
自ら動くという、
生きるチカラは育たないのではないか。

子どもはみな、自ら育とうとしている。
そのチカラを発揮させることが大事。

子ども自らの育ちを描いて、
親はどこに肥料をおくのか。
(どんな環境を用意するのか)


私の目からウロコが
ポロポロ剥がれ落ちていきました。

またいつかに続きます。

長くなりました。
ここまで読んでくださり、
今日もありがとうございます✨