9月15日、昆明の中心街で反日デモが行われました。

一応、その現場を見に行ってきましたが、
日本人としては緊張を強いられるものでした。

雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-デモ1

この時期、中国で反日を叫ぶことは政治的に正しいことであり、
参加者にとっては大きな緊張感がほとんどないといえます。

$雲南・昆明に住む日本人の「2級都市」記録-デモ4

彼らの姿を眺めていたら、どうして暴徒化するのかがなんとなく分かるようになりました。

盛り上がって集まり、シュプレヒコールを叫んでみたものの、その後、どう収束させるべきでしょうか。尻つぼみになっていくのは必至です。
だから、とりあえず日本車を壊したり、日本料理店を襲撃したりしないと、場が収まらないのです。
それで警官が抑えこんで来たらみんな逃げて、自然解散としたほうがしっくりきます。

ちなみに、現場の前に建つデパートの3階にあるユニクロは、普段通りの営業でした。