昆明の大学生に日本語を教えています。

とはいっても日本語を教えるスキルなど大してないので、日本の文化とか、文学とか、価値観とか、論文の書き方など、日本語教育の周辺を伝えることが多くなります。

すると、日本語以外のことで質問をされることが多くなりました。

中国のチャットソフト「QQ」を開いていると、
彼らがヒマな夜などに、彼らから声がかかることがよくあるのです。

時には、

「人間はなぜ生きるのでしょうか?」
「自殺についてどう思いますか?」

といったド直球な、一介の不良外国人に尋ねるようなことではない質問をされたりして、困ることも少なくありません。

あるいは、

「最初のキスはいつですか?」
「童貞じゃなくなったのはいつですか?」

など、苦笑せざるを得なくなるものもあります。

しかし時には、真面目に考えてみたいと思わせる、良い質問もあります。

最近では、

「宮崎駿の主人公は女の子ばかりですが、どうしてですか?」
「日本人は金持ちへの不満や憎しみとかありますか?」

というのがありました。

しかし大体は、若者ならではの質問ばかりで、

「どうしたら引っ込み思案が治るんだろう?」
「将来、どんな仕事をするべきなんだろう?」
「なんで自分は、こんなにダメなんだろう?」

みたいなやつです。

若いころの私は「なぜ自分ばかり要領が悪いんだろう」と悩んでましたが、意外にみんな同じことで悩んでいるんだなぁと実感。

そして、割とまともなアドバイスができるようになってしまった自分に、つくづく歳を取ったなを感じる毎日です…。