ここには、お世話になっていた研修会社でセミナーを受講した時のここ1年程度の新し目のレポートと、その他に体験して学んだ事などを掲載しています。
私にコミュニケーション術を教えてくれた先生から「ビブリオバトル」に参加してみませんか?というイベント案内を頂いた。
ネットで調べると、読んだ本の感想を基にプレゼンをすることのようだった。先生はプレゼンの達人でもある。私は人前に立つと、異常に緊張してしまう。過去の恐怖が蘇ってくるのだ。だが、やりたい事をやるには相手に伝える事から逃げてはいけない。
これは自分を晒す絶好の機会だ。誰かに迷惑がかかる訳ではないし、練習の場として持って来いではないかと自分に言い聞かせ参戦した。
参加当日は仕事が押して、更に焦って道に迷いやや遅れての会場入りで、ますます緊張してしまった。席がグループ分けされ、空いている席に案内された。
いつもなら早めに着いて、後から来る人を観察したり場の温度に慣れる余裕があるのだが何一つ無かった。ある意味やや追い込まれた状態に近かった。
名札に呼ばれたい名前を書くワークでは、既にいっぱいいっぱいで普通に苗字を書いた。落ち着こうとすると余計に気持ちが焦った。そうこうするうちに、一人3分間のビブリオバトルがスタートした。
プレゼンを聴く事はそれほど多くはないが、機材を導入する際には業者のプレゼンを上司と聴いたのを思い出していた。大抵の場合は上司の付き添いでメモ係をしていた様に思う。話が長い人も居れば、簡潔で分かりやすい人も居る。
その差は何だろうとは考えて居なかった。単に話し方が「上手い」か「下手」かの差だろうと決め付けていた。この話し方の「上手い」や「下手」の違いが何かを考えたのはコミュニケーション術を知ってからだ。身振りや手振りも強調したい事を印象付けるポイントになるのだ。
私は本を選び登壇するまでは話す内容や動き方を大体決めていたのだが、話し始めると緊張に飲み込まれそうになった。思ったよりも、動きがぎこちない。そう感じると、震えが止まらなくなり焦りが出て冷や汗が止まらなかった。
3分がとても長く感じた。そんな中でも最低限これは言いたいと思っていた事を言い切ったと思った頃、言葉がなくなりそのまま発表を終えた。話した時間は約2分だった。あと1分も余して居た。
初めてはこんなものなのかという妥協と、恐怖と向き合えたという小さな達成感が残った。
最後にみんなから暖かいフィードバックを頂いた。自分が思ったより多くの事が伝わっていた事と、沢山の励ましの言葉のおかげで自分の誤認を改められそうだ。
それは、緊張するのは皆も同じ。そして、誰も話している人を責めようという姿勢で聴いてない事。むしろ、聴いてくれてると感じて感謝の想いが強かった。
何となくだが苦手意識は残るだろうが、出来ない事ではなくなった気がする。この経験は職場では工場見学の案内係や上司への提案などに使えそうな気がしている。今日の気づきは大きい。