今年も真琴選手の生誕祭(正確には前夜祭)に西麻布へ行って来ました。
昨年はイベントのはしごをしていて途中からの参加だったので今年は最初からいましたが、参加したお客さんは明らかに昨年より多かったですね。


普段は隙あらばといろいろカメラを構えている私ですが、今回はお誕生会だしそれよりも人の集まる飲み会に出向くこと自体久しぶりなのであまり野暮なことはしないように普通に楽しむつもりでいましたので珍しくお酒を飲みました。今年になってからは初めてのお酒なので帰ったあとは睡眠時間が少なかったにも関わらずよく眠れた気がします。普通は神経質でなかなか寝つけないので。


行って良かったなあと思ったのはやっぱりいろんな人と久しぶりにいろいろ喋れたことでした。
お客さんが多かったのでそこまでゆっくり喋れたわけではないけれど、それでも試合会場で喋る時よりは全然ゆっくり話せるし、それにやっぱりリモートではなく生の声を聞かないと伝わらないものって絶対あると思うのでそれは良かったなあと思います。


まこちゃんとはデビュー当時からお互いを知ってるのでもうかなり長くなりました。
やっぱ昔を知ってるのがあるので真琴とか真琴選手という呼び方よりはまこちゃんと呼ぶのが自分的にはしっくりくるので私的な部分ではそういう風に呼んでますが、昨日会ってみて改めて感じたのはやっぱいろんな意味でまこちゃん大きくなったなあと感じましたね。

本人があまり昔の写真を見せたがらないのでそういう写真を見せられず比較できないのが残念ですが、自分としては真琴=細いって印象が昔はあったので昨日彼女の真後ろにいて背中を見た時にわっ、やっぱり背中大きくなったなって改めて思いましたね。


せっかくなので最初に出会った頃の思い出を話しますが、最初に出会った時の印象は今でも覚えています。
デビューする二ヶ月ほど前、当時の初期のアイスリボンの会場で試合を始まる前に練習生がビラを配ってたのですが、当時の練習生はほとんど小学生のキッズだったのでその中に一人だけ背の高い中学生くらいな子がいたので目立つからすぐ顔は覚えましたが、あまりにも細すぎたのでレスラー志望とはとても思えなかったのでお手伝いの人かなと思ってました。
色気のイの字も感じなかった子がこれだけのべっぴんさんになるというのが面白いなと思いましたね。


私が思うにまこちゃんのいいところは人のいいところを正確に見抜く力だと思うのです。
苦労をすごく重ねてきた人だからこそ嫌な事もたくさん経験してきたので、その反動からか人の良いところをしっくり見抜き、やって欲しいことに対して気を配れることだと思います。
ファンの人を一人一人どういう性格かまでよく把握しているし、同僚レスラーたちからの信頼も厚い。特に後輩は。
人が喜ぶことであればちょっと自分の身を削ってでもその目的のために真面目に取り組む。
美貌も大きな人気の素ではあるけれどこれだけ熱心なファンが多くついてるのはそういう彼女の性格を慕う人が多いからだと思うのですね。


それとやっぱりまこちゃんが大きく変わったな思うのは松澤さんの存在がすごく大きいと思うんですよ。
もともとの松澤さんのキャラがツッコミやすいというのもあるんですけど、今までのまこちゃんの周りにそういうふざけられる大人の人が昔はそうはいなかった。
だからそういう安心感とか、責任感を持たされる重圧から解放されて伸び伸びやれているせいか、フリーになってからここ二、三年のまこちゃんが今一番面白いと私は感じています。
と同時に松澤さん人気というのも出てきて相乗効果もあるんじゃないかなと思います。
それに彼女もいろんな経験をしてきたから今は何を話しても面白いし、この人との縁は大事にしていきたいって思いますね。

以前ある人気レスラーの人と話していて印象に残った話は、今は仕事を選んでいたら食っていけないと…。

その方はまこちゃんより遥かに人気もキャリアもある大物の方なのにその方がそういう感じならばほとんどのレスラーがどの方も、いやレスラーに限らず世間一般のほとんどの人が安定にはほど遠い生活をしてるんだと思うのです。
そういう時代でありながらも今こうして自分の応援してる人といい関係をずっと保てていることが実はすごくありがたいことだなと思いました。それはこの会に来ていろんな人と話していて改めて思いました。

こういう素晴らしい人が末永く喜べるように自分は自分の出来ることの中でコツコツ頑張って喜んでもらいたいなと思います。